忍者ブログ

  源氏物語「葉」
++葉巻++シガー++レビュー++個人輸入++ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

|5 x 50|Milan Tobacconists| $11.50|+2|+2|

 ロブスト。最近リング50を超えるものばかりだったのでロブストでも丁度良く細く見えてきた。着火前の香りがチョコレート菓子のようでとても良い。吸い込みはスカスカ。
 スカスカのミディアム。ココアをまぶした半分枯れた芝生のような味わい、甘い芳香がある。木や革や土ではない。強い甘さではないが、甘くて柔らかい。ザラメのような柔らかい焦茶色の味。かなり美味しいのだが、スカスカなのである。スカスカでなければこの香味が更に密だったのだと思うと残念でならない。熟成させるのが嫌なぐらい、既に味が落ち着いていながらお菓子のような賞味期限の短い美味しさがある。その西洋菓子がスカスカなせいで綿飴のように飛んでいってしまいそうなのである。どっちみち煙なのだからスカスカでなくても飛んでいくかもしれない。薄いチョコレートコーティングの中から少し洋酒で湿らせたスポンジが出てくる。洋酒の味はしないが、ボンボンに合うに違いない。ボンボンとはまったく違うお菓子だし、お菓子にお菓子を合わせるのは葉巻ならではの崩れた合わせ方なのか。
 中盤、少し粘土のような味が出ることがあるが、粘土というのは葉巻ではあまり欠点ではない。
 香ばしさに引き立った甘さが捨て難く、切に箱買いしたくなる。うち3本ぐらいとんでもなく美味しいモノに当たりそうな気がするのである。1箱150ドルなら確実に買うけれど、買ってもきっと当たらないのだろう。

 葉巻とは別の美味しさで、それだけ強くお菓子を連想させるのだが、吸ってからニコチン酔いするのが不思議なぐらいである。
PR

忍者ブログ [PR]