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  源氏物語「葉」
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|5 3/5 x 46|cigarOne|$13|重量:0( 11.39g)|算出:+2|香味:+2|

 久しぶりの一本買い。一本買いはなんだか嬉しいが、慣れというのは薄情で躊躇なく着火した。
 結局すべての葉巻に同じ言葉を用いざるをえないような(同じ言葉を用いた方がわかりやすいかもしれぬ)微妙な配合のバランスでしかないとは思うが、言葉冥利なのかどうか、言葉冥利であれば言葉に窮するが、やはり各銘柄にこれといった特徴がある感じは否めない。
 パンチには何故かラムネとか水鉄砲とかそういうイメージが浮かぶ、懐かしさを伴って。駄菓子という感じではないのだが。大雑把にもほどがあるが、料理でいうとスペイン料理というか、白い壁が合うのかもしれない。それもどうして南のアンダルシアではなく、もっとスペイン北部の感じなのである。一体煙の定点を何処に持って来れば良いのだろう。定点を用いれば、定点は嘘になってしまわないか。
 料理も大雑把な料理で、スパイスが不思議である。スパイスなんて世界共通のようなものだけれど、インドとか東南アジアのスパイス中心主義みたいなイメージはまったくない。(あまり関係ないが、ポルトガル料理がパクチーを使いまくるのに困った事がある。旅行者はお気をつけ下さい。)
 パンチらしい穏やかな蒲鉾型のバランスはパンチのパンチパンチでも崩れず、革はつや消しの味わいを纏い、甘さもあり、草花がささやく。
 中盤で突然薫りの絶頂がやってきて、この絶頂もパンチ的であった。絶頂というのは花の満開の事なのだが、花弁の一枚一枚に春菊が張り付いているのである。パンチ的なスパイスがパクチーの思い出と相俟って春菊に化けたらしい。
 パンチパンチにパンチがあるかというと、これまで二本しか知らないが、強烈なストレートやフックやアッパーはなく、おおむね軽快なジャブである。軽く打たれるような小気味好さがある。
 パンチパンチや小型拳銃で打たれるようなマグナム46こそは世界的に箱買に適しているだろう当然だろうというある種の憧れを抱く。賢い消費者への憧れだと思う。
 アタリではなくむしろどことなくハズレに近かったが好感触ばかりが残る。終盤もピリ辛ながらになぁなぁだったのに。パンチのパンチパンチパンチがいずれ出るだろう。私はイカレポンチやぼんちおさむの方が好きだがね。
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