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|next cigar|$192.24/10|arr 2022/11/26|
|―|6 x 50|19.88g|香:3.5~3.9 ave 3.7|残9|
ドミニカーナ・ロブストに惚れ込んでトロも買う。ロブストの大きさはやや変則的ながらトロは正統の6 x 50となっている。ふしぎなことに手持ちのロブストをずっとトロだと思い込んでいたので、トロの実物を見ると改めて正統感が溢れ、やっぱりロブストよりも大きいと思う。
到着日早々にカットするとピリッと裂ける音がしたのでまだ乾燥している(乾燥した保管状態だったのだろう)。とはいえ十分も燻らせたあとには、つまりは充分に通気すれば、乾燥した物としっかり加湿した物とで内部湿度において大差がなくなるような気がしなくもない。
味わいはわりと安定して、明らかに「旨味の葉巻」で、これに比べるとどのダビドフも旨味が足りない。果たして「メンマ」というもののどこが深いのかそもそも竹に旨みがあるのか不思議に思うのだが、メンマに似た深みを旨味に感じるのはロブスト同様である。乾燥に起因するであろうパサついた味わいにも、回復した時のおいしさをしのばせる。
但しロブストを持っている人はとくにトロを追加せずともという気がする、基本的に同じ味だとわかるため。ラギート1やペテコロだったら話は異なるところ、ロブストとトロは大雑把に言わずともかなり似ている。おおよそトロがロブストよりも前半落ち着いていて後半しょぼくれやすいぐらいのものだろう。(ロメオのリネアなんて全部同じだろう……?)
ドミニカーナは現行「2014」の年号バンドが巻かれていて、2014が無くなる前にと暫くヒヤヒヤしながら漸く購入した。2015になってもバンド表記は2014のままなのかもしれない。
後半は乾燥感が確かに消えていた。予測どおりであるのか、トロにありがちな残念感に倣い、残7センチぐらいで不味くなり消火する。
マデューロは外側に醤油を塗りたくって中身に味がなかったりする。この中庸色の綺麗なラッパーに包まれたドミニカーナは、ラッパーカラーが明るい物にある軽やかな香味のほうへも寄らず。すべての中間の、ありそうでなかった芯として、無いはずのものがありえたものとして屹立なり凝縮なりしているようで、ブレンドの妙だとかを超えた単純な葉の存在を感じる(これがブレンドの妙なのかもしれないが)。孤高にして中間、なかったものがあったのだから奇妙だ。中間とはなんなのだろう……。
比べると、元より歪な黒ダビドフは勿論、クラシックな白ダビドフも歪なバランスに感じてしまいそう。途中といわず最初から咲いていた幾つかの花を無かった事にしてしまうぐらいその中間味が濃い。
ロブストのアタリを思い出しながら書いているので香味の点数に比べてコメントが大袈裟になっているらしい。ただ、ハズレではなかった。
|―|6 x 50|19.88g|香:3.5~3.9 ave 3.7|残9|
ドミニカーナ・ロブストに惚れ込んでトロも買う。ロブストの大きさはやや変則的ながらトロは正統の6 x 50となっている。ふしぎなことに手持ちのロブストをずっとトロだと思い込んでいたので、トロの実物を見ると改めて正統感が溢れ、やっぱりロブストよりも大きいと思う。
到着日早々にカットするとピリッと裂ける音がしたのでまだ乾燥している(乾燥した保管状態だったのだろう)。とはいえ十分も燻らせたあとには、つまりは充分に通気すれば、乾燥した物としっかり加湿した物とで内部湿度において大差がなくなるような気がしなくもない。
味わいはわりと安定して、明らかに「旨味の葉巻」で、これに比べるとどのダビドフも旨味が足りない。果たして「メンマ」というもののどこが深いのかそもそも竹に旨みがあるのか不思議に思うのだが、メンマに似た深みを旨味に感じるのはロブスト同様である。乾燥に起因するであろうパサついた味わいにも、回復した時のおいしさをしのばせる。
但しロブストを持っている人はとくにトロを追加せずともという気がする、基本的に同じ味だとわかるため。ラギート1やペテコロだったら話は異なるところ、ロブストとトロは大雑把に言わずともかなり似ている。おおよそトロがロブストよりも前半落ち着いていて後半しょぼくれやすいぐらいのものだろう。(ロメオのリネアなんて全部同じだろう……?)
ドミニカーナは現行「2014」の年号バンドが巻かれていて、2014が無くなる前にと暫くヒヤヒヤしながら漸く購入した。2015になってもバンド表記は2014のままなのかもしれない。
後半は乾燥感が確かに消えていた。予測どおりであるのか、トロにありがちな残念感に倣い、残7センチぐらいで不味くなり消火する。
マデューロは外側に醤油を塗りたくって中身に味がなかったりする。この中庸色の綺麗なラッパーに包まれたドミニカーナは、ラッパーカラーが明るい物にある軽やかな香味のほうへも寄らず。すべての中間の、ありそうでなかった芯として、無いはずのものがありえたものとして屹立なり凝縮なりしているようで、ブレンドの妙だとかを超えた単純な葉の存在を感じる(これがブレンドの妙なのかもしれないが)。孤高にして中間、なかったものがあったのだから奇妙だ。中間とはなんなのだろう……。
比べると、元より歪な黒ダビドフは勿論、クラシックな白ダビドフも歪なバランスに感じてしまいそう。途中といわず最初から咲いていた幾つかの花を無かった事にしてしまうぐらいその中間味が濃い。
ロブストのアタリを思い出しながら書いているので香味の点数に比べてコメントが大袈裟になっているらしい。ただ、ハズレではなかった。
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