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  源氏物語「葉」
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|thecigar|47.00CHF/5|2021/12/12・arr 12/30|
|―|129mm × 42|9.22g|香:3.0~3.5 ave3.2|残4|

 雪葉巻、と名のついていない葉巻を雪の中で燻らせつづけるには大変な情緒が要ります。情緒にも体力のようなものがあり、幸い雪の日には寒さをあまり感じない。それでも20分ぐらいでなんとなくベランダから屋内の換気扇の下に移動しました。放っておいたら寒さを感じぬまま凍死するたちなのでしょう。正月気分がおぼおぼとする新年まもない新雪の頃でした。



 なんでしょう、口に広がるこのほっこりした木材は。きな粉棒にしては甘味がなく極端にドライで、口当たりがごく細かい肌理で、木魚並みに穏やかで丸いです。皮の厚い感覚はパルタガス缶とロメオ缶と違って無かったのですが、これもまたレトロな味わいがある不思議。昔の葉巻の再現だとして、昔人も不思議な懐かしさを覚えたような。最近の葉巻は風味に懐かしさがないということか。レトロという名称の本意は不明ですが。
 缶はこれが一番カッコいい。蓋の形が違う。
 それにしても、アップマンに香味の一貫性を感じたことがない。もしかしたらこれはサー・ウィンストンにほんの少し近い感触かもしれない、丁寧な肌理が。最近ではアシュトンのESGに同様の肌理を覚えた。
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