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  源氏物語「葉」
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|cigarOne|¥14627/7=¥2090|2018/11/20|
|LGR NOV 17|6.1" x 52|重量:15.39g|香:3.6~4.1 ave4.0|残0|

 どこまで純然たりうるものなのでしょう。まるで消毒したプールのようです。かくまで洗練されたマントがあったでしょうか。荒野感皆無、男性用の香水臭さも無いですし、無臭のブティックのようないい匂いです。匂いが無臭を思わせるという藻のない湖です。
 ビショップマンたちが6日連続で来たのですから、違いは瞭然です。



 今日のビショップマンもすぐさま帽子を取りました。どうもこの人は赤衆のなかでも難しいらしいのです、変化は純然たる様を汚すものでしかありませんから。ガラス工芸作家の苦悩に近いものです。葉巻も同じです。
 実際、ものすごい片燃えで雑味が荒ぶります。湖に公害汚染物質が流れ込んでいるのです。
 1分ですんなり片燃えが治りました。どういう技術でしょう。何げない僕の技術だったら嬉しいです。僕は「そこをそう吸って、そうそう、そこをそう吸うといいよ」と言ってあげたのです。

 →1分後→ 

 ああ、また甘やかな湖の中央に戻ってきましたよ。スイス湖畔のブティックを離れてひとり漕ぎいでな。
 水のほかに泡も浮かばないのです、水に浮かんでいる、雲が水に沈んでいる。すべては水に沈む。こうして雑念にかまけていたら、空が無いことに気づきました。すると空側にあったロメオさんも消えていました。

 ビショップマン赤衆の置き土産。



 赤衆ではパルタガスさんとロメオさんが頭抜けているように思えましたけれど、レモン等も面白くはありました。今日は重厚なパルタガスさんとは対極の静かな才能を感じました。どこまで静かになるのでしょうか、静かさを壊さない華やかさとは何か、興味が尽きません。興味が吸い込まれて消えてしまうこともありそうです。

 ビショップマンはそれぞれの一族の精鋭ですが、改めて全ての一族の傾向が掴めた感じが致します。
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