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  源氏物語「葉」
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|gestocigars|(331.50CHF+ship36CHF)/20≒¥2000|2019/12/17・arr 12/27|
|UTL ABR 18|130mm x 49|13.52g|香:-- ave--|残16|

 今日はデュマスさんがお見えになりました。昔は騎士だったそうなのですけれど、相変わらず深々と甘やかな雰囲気で、ぴったり珈琲をご注文なさいました。恰好はそう小さくはないはずなのですが、コンパクトと申しましょうか、より大きい方が凝縮されたお人のように見えるんです、不思議です。普段は草ばっかりお召しになるそうなのですが、どうして、ブランデーの古酒のような肌艶なんです。お口から吐き出される煙からも、草の香を漂わせらるるのですが、これもやっぱり深々と甘やかで、全てにおいてキャラメルソースを一滴垂らすような、気前の良すぎる感じがありました。香水をお飲みになったのか知りませんけれど、吐息の底の方から花がじんわりと、そう、ちょうど地を這うドライアイスの粒々が風の拍子で舞い上がるかのように花が立ち昇ったり。凡人と違って、花が上からは来ないのですよね。完全に花が人体に染みているのだと思いますよ。濃くて、重みがあるんですね、花にも。かといって重すぎず、蜜を塗ったままでも浮くというんでしょうか。ふと僕が埋まってしまって花ともども蜜どもども分解されて土に還っていく感じがしましたよ。地中に埋ずもれて、地上にはキャラメル色をした霧がうっすら、だったと思うんです。騎士が見せる幻だったと思います。デュマスさん、どんな記憶を宿していらっしゃるのでしょう。そら無口ですよ。声をお聞きしたことがありません。
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