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  源氏物語「葉」
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|thecigar|18.00CHF|2020/3/17・arr 3/25|
|—|5.63’ x 46|重量:12.59g |香:3.5~3.9 ave 3.7|残0|

 昨日のアネハドスに特有らしき異様感とは打って変って素直なパルタガス感。しかし似た穀物のコクウマ感がある。いいとこ取りらしい。直火であぶった豆乳のような、液体をどう炙るのか、そんな不思議な行為を宇宙的に妄想している間に草萌えに至る。
 萌がだんだん昨日のショックで焼いたビニールを帯びた幽霊となって出てきそうだが、確かにそう出た気も続くのだが、確かに幽霊と同じで存在しなかったようでもある。
 素直なパルタガス感が続き、より荒く強靭な方へ熟成していながら、熟成の穏やかさもあるという、他のパルタガスに比べて少々アンビバレンツな感覚が走るものの、やはり素直。
 終盤は幽霊と金木犀が共演する。金木犀ははっきりと終盤にしか出てこず、その終盤にはパルタガスの終盤に特徴的なマッシヴ感もしっかり伴う。終盤がくっきり前半と分かれて終盤らしくある。変化鮮やか理想的で良く出来ているのだが、特別な蠱惑は見えず、代りに少々怖かった。
 アネハドス、面白さならオヨーの勝ち、安堵を求めるならパルタガスの勝ち、一瞬の光輝を求めるなら、オヨーの序盤が純然たる異風景で良いかもしれないが、パルタガスの終盤の始まりも甲乙つけがたい。

 モンテクリスト版BHKが既に十分出回って、もうじきロメオ・イ・フリエタ版BHKが少々出回って、次にパルタガス版BHKとなるのだろう、か。高級なパルタガスがどんな味わいになるのか、コイーバを含め前三者より想像がつきにくい。まろやかな里芋や濃醇な里芋というのは美味しそうではあるが、里芋に甘さはあまり合わないし、まろやかであれば終盤の激しさは捨てられてしまうのか、云々。
 先読みは兎も角、ハバノスは今年はどうもロメオにばかり凝っている気がする。グランドチャーチルには手が届かないものの、マラヴィラが既に美味極まりなかった。加えてロメオ版BHKと来て、3種あるうちのどの箱を買うか迷う、多分2箱購入する。吸い込み難に陥りやすいトルペドタイプを除外するのが真っ当だろうか。
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