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  源氏物語「葉」
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|thecigar|16.00CHF|2020/3/17・arr 3/25|
|—|5’ x 48|重量:11.00g |香:2.3~4.0 ave 3.3|残0|

 なんだこれ、めちゃうまい。穀物の味がうまい。めちゃくちゃ甘い白米とか、めちゃくちゃ甘い小麦パンとか、めちゃくちゃ甘い蕎麦とか、甘味不使用の系統で、穀物の名称は何かわからないでいる。白米であるとして、そこに独特の香草を一本炊き込んでいる。さらに牛乳を投入しているのかもしれない。何処かの民族の主食。
 中盤まで煙少なく味がはっきりとしないのだが、葉巻としても極めて珍かな味わいで、ミルクにしても香草にしてもかなりクセが強い。草はパクチーどころかビニールを燃やしたように毒々しく煙る。毒を牛乳みたいな乳か何かで洗い薄めてより気持ち悪いような。水の代りに変な液体を与えて育てたバジルのようだとも言える。豆や草や花の変異であることはわかる、しかし配合に失敗したチャイのようだ。変な物を入れるなと言いたくなる。煙なら失敗も失敗ではないのだろう。
 やはり「アネハドス」は独特で、『熟成のお手本』のような見方もできるけれど、自宅の物がすべてこの手の熟成を遂げるとなれば、あまり熟成させずに済ませたくもなる。ただ決してそうはならないので、アネハドス専用の葉を用いている気がしてしまう。
 序盤は奇しくもおいしく、奇天烈で面白く、中盤毒々しさあらわに、終盤は金木犀で覆っても奇を隠し切れないでいる。
 ※ドローが悪いとか、ハズレであろうとか、そういうことでなく、純粋に香味として2.5ptを下回る2.3ptとなっていることに注目してほしい。それでも上端は4.0なのである。美味しさの中に、苦手な味が息づく。
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