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  源氏物語「葉」
++葉巻++シガー++レビュー++個人輸入++ブログ

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 まろやかな草だなぁと思う。爽やかなハーブなのだがまろやかで、まろやかなのに粗野。縫い目のような筋が目立つラッパーが脆そうで、渇いた質感が脆さを増している。
 序盤を過ぎるとスパイシーになる。それでもまろやかミルクなのだが、ミルクとも言い切れない。甘味や旨味を極力薄くしたようなギリギリの際どさで、ハーブとスパイスとまろやかさだけで充足させている。何かにそっくりなのだがまったく思い出せず、思い出せるような気もせず、どれか一種類というのでなく三種類の葉巻にそっくりなのかもしれない。ありもしない記憶みたいで居心地が悪い。三種類なのであればそれとは別の居心地の悪さなのだが。どっちつかずの居心地の悪さこそが居心地悪いのだと思う。
 ハバナ感は老いぼれの感じがしなくはないものの元から薄いのかもしれない。吸い込みが悪く、ミディアムなのだが薄い。ハバナであるだけで本当にハバナだけにしかない味がするので『葉巻』という感じはするのだが、バランスが突飛で、とりわけ良い味というべきものとてなく、ブレンドの妙ぐらいにしか感じない。つまり妙ではないのだが、存在しなくても良いという感じもしないのである。ハバナを吸いたいがハバナを吸いたくない気もするという時に良いかもしれない。
 口当たりは始終少しイガイガしている。これも結局新鮮なものを買って自分で熟成させてみないと真価がわからないっぽい。

 このサイズ(6 x 38)は結局ダビドフを除いてドローがすんなりしていないものばかり。モンテは驚きの味わいだったけれど、ダビドフ>モンテクリスト>コイーバの順、他は要らないかなぁ。コイーバは死んでいたと思うので何より早くもう一度試したいけれど、モンテクリストのような驚きは出ないはず。
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