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  源氏物語「葉」
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|MUR OCT 13|6 2/5 x 54|coh-hk|$156/10|重量:+1(17.11g)|算出:+3|香味:+3|計7点|

 着火前、明らかに床屋の風味、あるいは非常に軽度の加齢臭。
 着火しても床屋さん。葉巻に対して「床屋」なる文言は嘗てクァバに対してよく使っていた。こちらの床屋はそういえばやや革っぽい。ボリバーに対してよく使っていたのは「靴屋」だが、これは蜃気楼じみた靴屋。
 花が時々、造花に混じった一輪のように隠見している。花びらがクリーム色に変色し、生花の存在をあらわし始める。それでも床屋靴屋であり、造花の黄色に再び混じり始める。ここでハバナ葉特有の風味強まり、阿吽の吽で金木犀が咲く。されどやっぱり床屋靴屋に戻り、旦那が店先にちょっと出ただけのようで、またクリーム、靴クリーム、複雑にしてちまちました音楽のような繰り返し。ハイドンの『ひばり』といったところ。葉巻はまだ序盤だが、音楽は四楽章に入る。
 酒を開ける。云々。
 いつのまにか芬芬金木犀になっている。若干の心地よい荒さを伴う。花札か、富嶽三十六景のような荒さ。盛者必盛の盛に達し、衰がどこに来るか、味が徐々に抜けてきているのはもう玉手箱。
 ……酒は本当に殺されたのか。ならば葉巻が葉巻をも殺すという事が考えられる。……
 味が薄まりつつも床屋に戻るという芸当が見られる。禿頭を華客とする床屋のような。
 灰を落とすと火種が浅間山。
 全体味薄いのに嫌にならないのはどうしてか。薄さが心地よくもあるからだろうか。特別高価ではないからだろうか。久しぶりに開けた箱ではあるけれど、この薄さは箱の中でも珍かだと思う。

残1
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