×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
|6" x 54|NextCigar|$159/10|重量:+1(16.66g)|算出:+3|香味:+3||好み:+1|計8点|
意外、昨日の54よりも重い。調べると意外や意外、こちらの方がやや大きかった。ちゃんと思い出せばこれはプーロドーロの王者であった。昨日の王者感がでかすぎて不当に今日を貶めていた。(しかも何故か前回のプロドロの記事の物よりも今回は3グラム軽い)
すごい。味はなかなか昨日と拮抗している。ハバナでは対しえないと思ってダビドフを選んで正解だった。
だが1センチも進めば敗北が確定した。味が薄く変って酸味が回って、こんなもの? こんなものだったのかもしれない、ハズレと言い切れないとすれば。
流石に盛り返すものの、いまいち熟度が足りず、せっかくのシナモンが乾いてしまっている。ラベイユのハチミツで甘味を補う。明るい『りんご』から暗い『樫の木』まで現在7種類所持。
最初に選んだ『宮古島の花々』がドンピシャ、不明な浸透圧によって何がどちらともつかず混沌と重なり合う。次に面白いのは『レザーウッド』で、これを舐めた後にはなぜか葉巻から樫の木の風味が克明に揺蕩う。『樫の木』の蜂蜜はいまいち。三番目に良かったのは『りんご』の蜂蜜で、一体全体「花の香りの強い蜜が合う」らしい。とりわけ宮古島は蜜の熟度がこの葉巻に足りないシナモンの熟度を補っている。りんごとレザーは華やかながらやや明るさに偏りすぎ、甘く熟した味わいの深みを補完してくれない。宮古島の花々は昔からレンゲの蜜が備える懐かしい深みを忘れていなかったような気もする。だったらスーパーで買う安いレンゲの蜂蜜でよいのかも、あの染みた味わいで。葉巻があまり美味しくないので蜂蜜研究に寄り道しつつ、副流煙までもが昨日と打って変って煙たいばかりだった。
ところで葉巻と同じく残念なのがシャーヴのワイン(『ファルコネ2010』)だったのである。
昨日のボルドーと並べて比べると実に雑味のない純な味わいで、昨日のものが野暮で、シャーヴに軍配が上がりそうなのだが、単体で飲むと昨日の方が果実味も複雑さも豊富で、葉巻にも合っていた。シャーヴはこの上を求めると一気に『エルミタージュ』になってしまうので、この価格帯でもうちょっと頑張ってもらいたかったなぁ。3000円以下のシャーヴの方にむしろただならぬ妖気が感じられる。その妖気を推し進めていないワインだった。ハズレなのかな。
意外、昨日の54よりも重い。調べると意外や意外、こちらの方がやや大きかった。ちゃんと思い出せばこれはプーロドーロの王者であった。昨日の王者感がでかすぎて不当に今日を貶めていた。(しかも何故か前回のプロドロの記事の物よりも今回は3グラム軽い)
すごい。味はなかなか昨日と拮抗している。ハバナでは対しえないと思ってダビドフを選んで正解だった。
だが1センチも進めば敗北が確定した。味が薄く変って酸味が回って、こんなもの? こんなものだったのかもしれない、ハズレと言い切れないとすれば。
流石に盛り返すものの、いまいち熟度が足りず、せっかくのシナモンが乾いてしまっている。ラベイユのハチミツで甘味を補う。明るい『りんご』から暗い『樫の木』まで現在7種類所持。
最初に選んだ『宮古島の花々』がドンピシャ、不明な浸透圧によって何がどちらともつかず混沌と重なり合う。次に面白いのは『レザーウッド』で、これを舐めた後にはなぜか葉巻から樫の木の風味が克明に揺蕩う。『樫の木』の蜂蜜はいまいち。三番目に良かったのは『りんご』の蜂蜜で、一体全体「花の香りの強い蜜が合う」らしい。とりわけ宮古島は蜜の熟度がこの葉巻に足りないシナモンの熟度を補っている。りんごとレザーは華やかながらやや明るさに偏りすぎ、甘く熟した味わいの深みを補完してくれない。宮古島の花々は昔からレンゲの蜜が備える懐かしい深みを忘れていなかったような気もする。だったらスーパーで買う安いレンゲの蜂蜜でよいのかも、あの染みた味わいで。葉巻があまり美味しくないので蜂蜜研究に寄り道しつつ、副流煙までもが昨日と打って変って煙たいばかりだった。
ところで葉巻と同じく残念なのがシャーヴのワイン(『ファルコネ2010』)だったのである。
昨日のボルドーと並べて比べると実に雑味のない純な味わいで、昨日のものが野暮で、シャーヴに軍配が上がりそうなのだが、単体で飲むと昨日の方が果実味も複雑さも豊富で、葉巻にも合っていた。シャーヴはこの上を求めると一気に『エルミタージュ』になってしまうので、この価格帯でもうちょっと頑張ってもらいたかったなぁ。3000円以下のシャーヴの方にむしろただならぬ妖気が感じられる。その妖気を推し進めていないワインだった。ハズレなのかな。
PR
銘
囹
月