忍者ブログ

  源氏物語「葉」
++葉巻++シガー++レビュー++個人輸入++ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

|箱不明|5.5 x 52|cigarOne|$13|重量:−1(14.90g)|算出:−4|香味:−1|計−6点|

 ただの木か。……切っても切っても吸い込みが悪く、煙が出てこなくて、味がはっきりと映らない。ただ、吸い込みが良くても大した事はなさそうで、サンチョはいつも「吸っても吸わなくても美味しそう」なオリヴァになんだか似ている。香味は全然違うけれど。
 本性にやや苦味の効いたゴマを思わせる味わいがあり、当たれば美味しそうなのだが。ゴマは他にない味なので、ハバナの色彩めく選択肢の豊かさで、寒い落葉の時期にぴったりだなどと思って着火したのである。ゴマで暖をとりつつ寒さをも味わうような。
 全体にわたって味が薄く、変化はしてもその味も薄い。全体に苦味の効いたゴマが続くものの、変化は他の葉巻と特に変らない、バニラやカスタードを感じたり、金木犀が咲いたり、よろぼうたり。全体に薄いので、何が興ってもピンとこない。吸い込みが悪いからというより、昔からサンチョはこんな味だったとも思う。しかしこの吸い込みの悪さは相当ひどい。
 終盤、高級ワインのセメダインのような美味しい風味が微か、これは吸い込みの悪さに因る偽の幸甚かもしれない。
PR

忍者ブログ [PR]