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  源氏物語「葉」
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|MES JUL 11|5.6 × 54|coh-hk|$396/10|重量:+1(17.21g)|算出:+6|香味:+5|計12点|

 紅茶と花が、楚々と馨っている。煙も少ない。
 当初味わった硬い墨の風味は姿を消して、複雑というには綺麗な纏まりに変っている。
 紅茶と花と岩。紅茶に砂糖少々。岩は瑪瑙よりも円く、それとなく全体を覆う。
 杉や荒野といったものは一切見えない。オブラートを挟んで舌の上を浮く滑らかさ(トリニダッド)とはまた違った、オブラートの味わいのようなまろやかさがある。オブラートの上には何も無く、まろやかなまま、雑味が一切出ない。
 変化しなくて良い。現に変化しない。
 驚きの安定度で、灰も落ちず(落ちるけれど)、変化といったら、徐々に煙の量が少しは増すぐらい。2gほど重いようだが、吸い込みが固い感じもあまりしない、しかも徐々に開く。
 花は金木犀のように芬芬とは匂わず、慎ましやかに始終咲いている。紅茶の湯気の中に。

 始めから終りまで同じ味、高級な味。これほどの味のハバナ葉は他に無いといった感じがずっと続きつづける。要するに今までで一番美しい味がずっと。最々終盤まで肺喫煙可能な軽妙さ、葉巻自体が煙を出し惜しんでいるような、埋蔵金の夢の心地。

 つい八時間前の出来事なのだが、あれは、これは何だったのだろう。

残四本
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