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  源氏物語「葉」
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|GUT JUN 12|6.1 x 52|coh-hk|$102/10|重量:+1(15.34g)|算出:+2|香味:+2|

 この箱の4本目にしてやっとモンテクリストらしくなってきた。この一本がたまたまモンテクリストにしてモンテクリストらしいというだけかもしれないし、私が少しはよく知っているNo.1に近づいてきたというだけかもしれないけれど。
 薄く叩いた白粉のような香の粉砂糖の甘さにいつもの濃厚な葉っぱ感と、いつもの青緑色の空というか、時を告げる鐘に埃のように沈着しはじめた緑青である。それからココナッツ寄りのカスタードの予感。パンを焼く窯が鐘なのである。それで未だ全然パンは焼けていない。窯の扉が開くように梵鐘を開く事はできない、堅牢な綴じ蓋である。いつの間にか鐘の中のクリームパンを期待していた。一体何処からパンが来たのか、兎に角葉っぱでパンを燃している。葉っぱを燃しながらも葉っぱを燃していないからパンを燃す事になるのだろう。
 濃くて強そうな感じはするが、淡さと軽さもある。味は濃くニコチンは弱いような。序盤3センチでニコチン1.0ミリグラムの紙巻煙草程度の喉越しで、最終的には20.0ミリグラムぐらいの感覚にはなると思う。
 中盤以降、残念ながらこの葉巻がハズレだったといわしめる方向に向かう。
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