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|7" x 48|seriouscigars|$226.95/8|重量:0(13.57g)|算出:+3|香味:+3|
ダビドフのリミテッドにはあまり期待できず(ダビドフギンザなどは別として?)、過去に2種類・計10本を試した限りでしかなくも、レギュラー品の方が吟味し尽くされたブレンドのようで美味しいと思うのだが、自分が巳年という事もあってか迷わず購入してしまった。美麗な画像にも惹かれた、必要以上に美しく見ただけかもしれない、実物は画像で見るほど美しくはない。自宅で見るからいけないのかもしれない、店で実物を見ればとんでもなく高級で美味しそうに見えるかもしれない。しかし取り出した一本を見ても、なんだかビニールがいつものようにピッタリしていず、ラッパーにも破れが2ヶ所あって、こんな事はないと思うが、いかにも中国向けというような感じもなくはない。中国に失礼というものである。
クラシックに比べるとライトカラーではないが、プーロドーロに比べるとライトカラー。
着火前の香はまごうかたなきダビドフであるが香は薄く、一歩間違えればくさくなりかねない美味な匂い、それから乾いた稲や畳や藁の香が設備の行き届いた綺麗な農村を思わせる。巻きは緩い、というか、吸い込みが良過ぎる。(というのも、破れの部分に火種が近づくと、結局ラッパーがはち切れたのである。ムチムチのリミテッド2008と同じ現象である。しかし2008は5 1/2 x 52で18.66gだったのだからこれとは通じない話である。)
着火直後、火口から立ちのぼる煙が気持ちよいほどにスパイシーであった。
一口吸うとなんだか安心の純粋な葉の味わい。
三口目ではや極上である。甘味やクリームや花などが早くも吹き出す。
灰は脆く、パラパラと崩れ剥離する。
最初の1センチは驚いたが、以降にあまり驚きはない。やや染みたれた蓄膿症のような感じも出てくる。
松茸感を甘さが覆い隠している。松茸に砂糖が合うはずもない。こういう部分が冒険的リミテッドが成す技なのだろうか。蓄膿症を稀に花が凌駕してくれるけれど、風邪を引いた脳髄のような感じがあるのである。
蓄膿症、花、甘味、松茸、この四つの、妙技といえば妙技である。まだ若くてこなれていないのかもしれない、勝手な予想でダビドフの熟成は十年必要だとは思うのである、しかもダビドフこそは熟成が必要だと思う、しかも私は一生ダビドフを十年熟成させられない、1年に一本でも7年で終ってしまうと思う。
それにしても悪くはない。軽くもなく重くもない。
巳に茶柱が立ったような三つ巴に茶々を入れたような四つ巴が甘味主体の非常にクリーミーな味わいへ移行する。折角のそれも落ち着きはない。
なんだかレギュラー品を全部混ぜたような感覚である。プーロドーロのスパイスを少々、クラシックの羽毛を少々、スペシャルのお菓子の油脂分を少々、アニベルサリオの黄金の木の蓄膿症を少々、ミレニアムの銀色の響きを少々、グランクリュやサウザンドはあまり知らないがそれも入っているだろう。となると、基本は欠けたグランクリュやサウザンドなのかもしれない。マデューロは全く浮かばなかった。
残三センチでかなりの雑味が出て終る。
日本価格は5400円。ほぼ同じサイズと思われるアニベルサリオNo.2が5600円である。購入店ではアニベルサリオが一本$25.30、スネークが$29.90で、日本での価格の付け方と大分違う。外国では箱で買うと多少安くなるし。向こうでは葉巻もワインのような希少物なのだろう、日本では大吟醸は5000円と決まっている。どう決まるかわからないが、決めたら動かない。親玉が小売を制御しているのか、小売も蔵元も積極的に親玉に制御されているのか、親玉が何処にいるのかわからないが、お陰でぼったくりの心配はあまりなく(ぼったくりがはっきりとぼったくりであり)、同価格帯での優劣がはっきりしておもしろい。しかしこの葉巻に関しては日本の半額で購入できた。なんだかせこい結論で申し訳ありません。
This Churchill sized smoke is comprised of Piloto Seco, San Vicente Ligero, Piloto Viso and Hybrid 192 Seco/Yamasa fillers, a San Vicente Seco binder and finished with a creamy Ecuadorian 702 wrapper. Only 4500 boxes were distributed.
なんだか少し甘そうな感じがするが意味不明。しかし三万六千本も誰が何処で巻いたのだろう。限定の箱数を見る度にいつも思う。
ダビドフのリミテッドにはあまり期待できず(ダビドフギンザなどは別として?)、過去に2種類・計10本を試した限りでしかなくも、レギュラー品の方が吟味し尽くされたブレンドのようで美味しいと思うのだが、自分が巳年という事もあってか迷わず購入してしまった。美麗な画像にも惹かれた、必要以上に美しく見ただけかもしれない、実物は画像で見るほど美しくはない。自宅で見るからいけないのかもしれない、店で実物を見ればとんでもなく高級で美味しそうに見えるかもしれない。しかし取り出した一本を見ても、なんだかビニールがいつものようにピッタリしていず、ラッパーにも破れが2ヶ所あって、こんな事はないと思うが、いかにも中国向けというような感じもなくはない。中国に失礼というものである。
クラシックに比べるとライトカラーではないが、プーロドーロに比べるとライトカラー。
着火前の香はまごうかたなきダビドフであるが香は薄く、一歩間違えればくさくなりかねない美味な匂い、それから乾いた稲や畳や藁の香が設備の行き届いた綺麗な農村を思わせる。巻きは緩い、というか、吸い込みが良過ぎる。(というのも、破れの部分に火種が近づくと、結局ラッパーがはち切れたのである。ムチムチのリミテッド2008と同じ現象である。しかし2008は5 1/2 x 52で18.66gだったのだからこれとは通じない話である。)
着火直後、火口から立ちのぼる煙が気持ちよいほどにスパイシーであった。
一口吸うとなんだか安心の純粋な葉の味わい。
三口目ではや極上である。甘味やクリームや花などが早くも吹き出す。
灰は脆く、パラパラと崩れ剥離する。
最初の1センチは驚いたが、以降にあまり驚きはない。やや染みたれた蓄膿症のような感じも出てくる。
松茸感を甘さが覆い隠している。松茸に砂糖が合うはずもない。こういう部分が冒険的リミテッドが成す技なのだろうか。蓄膿症を稀に花が凌駕してくれるけれど、風邪を引いた脳髄のような感じがあるのである。
蓄膿症、花、甘味、松茸、この四つの、妙技といえば妙技である。まだ若くてこなれていないのかもしれない、勝手な予想でダビドフの熟成は十年必要だとは思うのである、しかもダビドフこそは熟成が必要だと思う、しかも私は一生ダビドフを十年熟成させられない、1年に一本でも7年で終ってしまうと思う。
それにしても悪くはない。軽くもなく重くもない。
巳に茶柱が立ったような三つ巴に茶々を入れたような四つ巴が甘味主体の非常にクリーミーな味わいへ移行する。折角のそれも落ち着きはない。
なんだかレギュラー品を全部混ぜたような感覚である。プーロドーロのスパイスを少々、クラシックの羽毛を少々、スペシャルのお菓子の油脂分を少々、アニベルサリオの黄金の木の蓄膿症を少々、ミレニアムの銀色の響きを少々、グランクリュやサウザンドはあまり知らないがそれも入っているだろう。となると、基本は欠けたグランクリュやサウザンドなのかもしれない。マデューロは全く浮かばなかった。
残三センチでかなりの雑味が出て終る。
日本価格は5400円。ほぼ同じサイズと思われるアニベルサリオNo.2が5600円である。購入店ではアニベルサリオが一本$25.30、スネークが$29.90で、日本での価格の付け方と大分違う。外国では箱で買うと多少安くなるし。向こうでは葉巻もワインのような希少物なのだろう、日本では大吟醸は5000円と決まっている。どう決まるかわからないが、決めたら動かない。親玉が小売を制御しているのか、小売も蔵元も積極的に親玉に制御されているのか、親玉が何処にいるのかわからないが、お陰でぼったくりの心配はあまりなく(ぼったくりがはっきりとぼったくりであり)、同価格帯での優劣がはっきりしておもしろい。しかしこの葉巻に関しては日本の半額で購入できた。なんだかせこい結論で申し訳ありません。
This Churchill sized smoke is comprised of Piloto Seco, San Vicente Ligero, Piloto Viso and Hybrid 192 Seco/Yamasa fillers, a San Vicente Seco binder and finished with a creamy Ecuadorian 702 wrapper. Only 4500 boxes were distributed.
なんだか少し甘そうな感じがするが意味不明。しかし三万六千本も誰が何処で巻いたのだろう。限定の箱数を見る度にいつも思う。
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