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  源氏物語「葉」
++葉巻++シガー++レビュー++個人輸入++ブログ

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|5 × 50|seriouscigars|$6.50/|重量:0(11.28g)|算出:+1|香味:+1|

 いつから目利きになったのか、さすがにラッパーが美しくなく、空吸いしていると妙に牧草を喰っている牛の気分になる。
 美味しいというのではないが、着火すると印象は一変する。辛い。草と香水が最初から響いている。辛味に痺れている為に痺れからそのような音が発せられているかのようである。この辛さに負けると味も何もないが、よくよく吟味すると葉巻らしい葉の風味も少しあるし、それが僅かにチョコ状である気がしなくもなく、甘味もなくはない。
 もともとこの赤ラベルには佳い想い出がないのだが、妙に期待させる味ではあった。Angelesは5本とも強すぎ、Victoriasは5本とも過去最高のドロー難だった。妙に期待させるのはVictoriasだったが、ほぼ全部が穴のない棒を吸っているようなものだった。悪い想い出が購買意欲をそそるのは、葉巻を始めた当初の元気さを思い出すからか。
 過去のレビューを読んでいると「菊」とある。確かに菊もある。それが草っぽい蜂蜜を水で薄めたような感じにもなり、辛味が落ち着くと土状のコクも出てくる。纏まりというか、「これが葉巻か」と初心者に感動的にいわしめるハバナ感が微塵もないぐらいだが、中盤に入ると木犀も咲いてくる。だが欠落が鳴り止む事はない。
 予想価格としては200円である。
 予想価格というのは実に初心に返り、紙巻煙草しか知らない時点に立って、紙巻と比べての評価である。これなら紙巻10本ぐらいの価値があるだろうと誰しも思うだろう。それからしばらくしてダビドフNo.2の当りを引き、1万円以上の感覚、その後の粉塵に見舞われたのである。筆者の場合、tatuajeよりも先にダビドフに当ったのだけれど。
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