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  源氏物語「葉」
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カブレラ・インファンテという人物が書いた『煙に巻かれて』という本がある。
訳者がどういう訳か若島正氏なのでかなり気になる。下手な書物の下手な翻訳はしない識者のはず。
煙は駄文を促す物質だから、半ば読みたく、半ば読みたくない。
「煙なのに何いってんの、この人」と馬鹿にされて然るべく真面目に書けば書くほど究極的な駄文に近づいていく。しかも読みたいのはその究極的な駄文の方なのである。

少し関係あるのだが、今まで「大徳寺納豆」を「大黒寺納豆」と書いていた。「大黒寺の大黒柱」とまで書いている。
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