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El SantorやYemaというのはどういった物なのだろう。純粋なキューバンらしいが。
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|MGA NOV 10|4 x 48|puro-express|€97.50/12|重量:--(--g)|算出:+2|香味:+2|
存在感が薄くも真ん中辺りまで吸い馴れた葉巻のように変哲なく美味しかった。が、これもまたELらしく(?)味がストンと抜ける様なところがある。ストンと落ちるとセメダインのような揮発臭がするのも共通している。
吸い馴れていない葉巻なのに吸い馴れているというところはなんだか凄いかもしれない。
トリニダッドの普通のものに比べると焦がしたような香味が加わっている、これは毎回感じる(これで5本目)。どうしてもこのオマケのような付帯味はトリニダッドでは邪魔に感じる。清廉なトリニダッドだからこそ無駄なオマケに感じられてしまうのだろう。それでかえって吸い馴れて変哲が無くなってしまうようである。
トリニダッドEL2007の奇矯の魅力もなさそう。
存在感が薄くも真ん中辺りまで吸い馴れた葉巻のように変哲なく美味しかった。が、これもまたELらしく(?)味がストンと抜ける様なところがある。ストンと落ちるとセメダインのような揮発臭がするのも共通している。
吸い馴れていない葉巻なのに吸い馴れているというところはなんだか凄いかもしれない。
トリニダッドの普通のものに比べると焦がしたような香味が加わっている、これは毎回感じる(これで5本目)。どうしてもこのオマケのような付帯味はトリニダッドでは邪魔に感じる。清廉なトリニダッドだからこそ無駄なオマケに感じられてしまうのだろう。それでかえって吸い馴れて変哲が無くなってしまうようである。
トリニダッドEL2007の奇矯の魅力もなさそう。
|LAG FEB 11|170mm x 43|coh-hk|$197.20/25|重量:+1(13.41g)|算出:+4|香味:+3|
この箱を開ける度に群を抜く匂いの強さを感じる。クサヤを百分の一に薄めたような、しかしもっと美味しそうな匂い。着火すると、匂いのないクサヤのような美味しい味がしそうだが、そうではない。
痩躯の中年弁護士のようにイガラばしった味でありながら、芯に柔らかさがある。苦味も走るが、これがなければパルタガスの898とは言えないのだと思う。この葉巻は素朴な色味ながら色々と群を抜いており、この苦味は絶対にお菓子やフルーツに懐柔される事がない。常に「葉巻を吸っている」という興趣があり、これは変化しない。「葉巻らしからぬ葉巻」という恍惚感はない。要するに芯は柔らかくても、外見は恐ろしくかちりと決まっていて、まるで近付き難い男のようだ。だが芯まで堅い男などいない。いないからこそこれは美味しいのだろう。
それにしても巻きも堅い。もう少し緩ければこの堅実さは良くも悪くも消し飛んでしまったかもしれない。
なか四日ぐらいで、葉巻っていいなぁと初心に返れる。
もう七本しかなく、これも早々になくなりそうだが、七年目ぐらいの物をいつか試してみたい。
この箱を開ける度に群を抜く匂いの強さを感じる。クサヤを百分の一に薄めたような、しかしもっと美味しそうな匂い。着火すると、匂いのないクサヤのような美味しい味がしそうだが、そうではない。
痩躯の中年弁護士のようにイガラばしった味でありながら、芯に柔らかさがある。苦味も走るが、これがなければパルタガスの898とは言えないのだと思う。この葉巻は素朴な色味ながら色々と群を抜いており、この苦味は絶対にお菓子やフルーツに懐柔される事がない。常に「葉巻を吸っている」という興趣があり、これは変化しない。「葉巻らしからぬ葉巻」という恍惚感はない。要するに芯は柔らかくても、外見は恐ろしくかちりと決まっていて、まるで近付き難い男のようだ。だが芯まで堅い男などいない。いないからこそこれは美味しいのだろう。
それにしても巻きも堅い。もう少し緩ければこの堅実さは良くも悪くも消し飛んでしまったかもしれない。
なか四日ぐらいで、葉巻っていいなぁと初心に返れる。
もう七本しかなく、これも早々になくなりそうだが、七年目ぐらいの物をいつか試してみたい。
久しぶりに東方から購入した。東方というのも変だが。
seriouscigarsを初めて使ったけれど、あんな住所の書き方で本当に届くのだろうか。
冒険のない買い物ばかり。冒険して当った事はそもそもなく、冒険しなくたって当らないのだから、知っている懐かしい物をもう一度齧ろうとしてしまう。当初はDavidoff - Puro d Oroのみをわんさか買う予定だったのに、このようになってしまった。
1. Oliva - Serie V Melanio - Figurado - Natural - 6 1/2" x 52 Single 1 $14.00 $14.00
2. Illusione - Epernay - Le Elegance - Natural - 5 3/4" x 40 Single 1 $7.90 $7.90
3. Illusione - Classic - mj12 - Natural - 6" x 56 Single 1 $8.70 $8.70
4. Litto Gomez - Diez - Galego - Natural - 6 1/4" x 60 Single 1 $12.80 $12.80
5. Litto Gomez - Diez - Lancero - Natural - 7 1/2" x 39 Single 1 $11.00 $11.00
6. Litto Gomez - Diez - Lusitano - Natural - 6" x 54 Single 1 $11.80 $11.80
7. Litto Gomez - Diez - Small Batch No. 4 - Oscuro - 7" x 52 Single 1 $18.57 $18.57
8. Litto Gomez - Diez - Small Batch No. 4 - Natural - 7" x 52 Single 1 $18.57 $18.57
9. Davidoff - Puro d Oro - Deliciosos - Natural - 4 7/8" x 43 Single 1 $12.00 $12.00
10. Davidoff - Puro d Oro - Eminentes - Natural - 6 1/4" x 50 Pack of 4 1 $71.95 $71.95
11. Davidoff - Puro d Oro - Magnificos - Natural - 5 1/8" x 52 Single 1 $16.50 $16.50
12. Davidoff - Puro d Oro - Notables - Natural - 5 5/8" x 46 Single 1 $15.50 $15.50
13. Davidoff - Puro d Oro - Sublimes - Natural - 4 1/2" x 38 Pack of 4 1 $36.95 $36.95
14. Don Pepin - Cuban Classic - Robusto 1979 - Natural - 5" x 50 Single 1 $6.80 $6.80
15. Don Pepin - Flor de las Antillas - Robusto - Natural - 5" x 50 Single 1 $7.00 $7.00
16. Padilla - Artemis - Robusto - Natural - 5" x 50 Single 1 $11.00 $11.00
17. Padilla - Signature 1932 - Robusto - Natural - 5" x 50 Single 1 $10.95 $10.95
18. Tatuaje - Classic - Reserva SW - Natural - 7" x 47 Single 1 $11.20 $11.20
19. Tatuaje - Havana VI - Nobles - Natural - 5" x 50 Single 1 $6.50 $6.50
20. Oliva - Serie V Liga Especial - Belicoso - Natural - 5" x 54 Single 1 $5.80 $5.80
21. Oliva - Serie V Liga Especial - No. 4 - Natural - 5" x 43 Single 1 $5.40 $5.40
22. Davidoff - Puro d Oro - Gigante - Natural - 6" x 54 Single 1 $19.10 $19.10
seriouscigarsを初めて使ったけれど、あんな住所の書き方で本当に届くのだろうか。
冒険のない買い物ばかり。冒険して当った事はそもそもなく、冒険しなくたって当らないのだから、知っている懐かしい物をもう一度齧ろうとしてしまう。当初はDavidoff - Puro d Oroのみをわんさか買う予定だったのに、このようになってしまった。
1. Oliva - Serie V Melanio - Figurado - Natural - 6 1/2" x 52 Single 1 $14.00 $14.00
2. Illusione - Epernay - Le Elegance - Natural - 5 3/4" x 40 Single 1 $7.90 $7.90
3. Illusione - Classic - mj12 - Natural - 6" x 56 Single 1 $8.70 $8.70
4. Litto Gomez - Diez - Galego - Natural - 6 1/4" x 60 Single 1 $12.80 $12.80
5. Litto Gomez - Diez - Lancero - Natural - 7 1/2" x 39 Single 1 $11.00 $11.00
6. Litto Gomez - Diez - Lusitano - Natural - 6" x 54 Single 1 $11.80 $11.80
7. Litto Gomez - Diez - Small Batch No. 4 - Oscuro - 7" x 52 Single 1 $18.57 $18.57
8. Litto Gomez - Diez - Small Batch No. 4 - Natural - 7" x 52 Single 1 $18.57 $18.57
9. Davidoff - Puro d Oro - Deliciosos - Natural - 4 7/8" x 43 Single 1 $12.00 $12.00
10. Davidoff - Puro d Oro - Eminentes - Natural - 6 1/4" x 50 Pack of 4 1 $71.95 $71.95
11. Davidoff - Puro d Oro - Magnificos - Natural - 5 1/8" x 52 Single 1 $16.50 $16.50
12. Davidoff - Puro d Oro - Notables - Natural - 5 5/8" x 46 Single 1 $15.50 $15.50
13. Davidoff - Puro d Oro - Sublimes - Natural - 4 1/2" x 38 Pack of 4 1 $36.95 $36.95
14. Don Pepin - Cuban Classic - Robusto 1979 - Natural - 5" x 50 Single 1 $6.80 $6.80
15. Don Pepin - Flor de las Antillas - Robusto - Natural - 5" x 50 Single 1 $7.00 $7.00
16. Padilla - Artemis - Robusto - Natural - 5" x 50 Single 1 $11.00 $11.00
17. Padilla - Signature 1932 - Robusto - Natural - 5" x 50 Single 1 $10.95 $10.95
18. Tatuaje - Classic - Reserva SW - Natural - 7" x 47 Single 1 $11.20 $11.20
19. Tatuaje - Havana VI - Nobles - Natural - 5" x 50 Single 1 $6.50 $6.50
20. Oliva - Serie V Liga Especial - Belicoso - Natural - 5" x 54 Single 1 $5.80 $5.80
21. Oliva - Serie V Liga Especial - No. 4 - Natural - 5" x 43 Single 1 $5.40 $5.40
22. Davidoff - Puro d Oro - Gigante - Natural - 6" x 54 Single 1 $19.10 $19.10
|BRU SEP 10|6 2/5 x 42|coh-hk|$184.50/25|重量:未軽量|算出:+7|香味:+4|
強くて辛く、僅かに苦いような深みがある。かわって幽かなカカオの風味と、草混じりのカスタードの甘味があり、全体を優しくしている。
手っ取り早く言えば以上のようになってしまう。続けると、
苦いようで苦くなく、辛いようで辛くなく、強いようで強くなく、幽かなカカオが見たことがない幽霊のように現前し、草混じりのカスタードの甘味が何処かをほっつき歩いていてたまに辛い。
ロバイナの特質は前半に置かれ、中盤以降、どのハバナも同じような変化をするところの変化をする。金木犀が咲いたり、花が萎んで小学生の口臭(最近この香が「蕨」に似ていると知った)に落ち着いたり。
廃止と聞いて箱で買って、なかなか当らなかった所為で当りを探してもう半分以上灰にしてしまったところで漸く当った。はじめから当っていればもっと大事に温存したのに、もう残り少ない。あんまり美味しいようだと更に一箱買わねばならないが、更に一箱買ったって不甲斐無いと思う。これが廃止になるのは嫌だけれど、1箱で1、2本しか当らない物が廃止になったところでどうという事もない。トリニダッドのロブストエクストラは本当に廃止なのかわからないが、一箱の半分は当るので痛切である。
余計な事を書いていた。中盤の終盤にて、ダビドフクラシックもかくやと思われるほど優しげな、「濃厚な羽毛」という存在しない物への比喩をたどたどしく語らしめる恍惚感。若干ロバイナにありがちな木のエグミや酸味が邪魔をする、しかし「濃厚な羽毛」などというものはハバナでは得た事がない感覚である。たまたまだろう。たまたまだから、もう一箱買う必要はない。本当にない。私が富豪なら此処で三箱は追加注文しているけれど、別段ロバイナの特質ではないように思われ、残念ながら賢い消費者である私は最近ダビドフを買いたいと思う。
強くて辛く、僅かに苦いような深みがある。かわって幽かなカカオの風味と、草混じりのカスタードの甘味があり、全体を優しくしている。
手っ取り早く言えば以上のようになってしまう。続けると、
苦いようで苦くなく、辛いようで辛くなく、強いようで強くなく、幽かなカカオが見たことがない幽霊のように現前し、草混じりのカスタードの甘味が何処かをほっつき歩いていてたまに辛い。
ロバイナの特質は前半に置かれ、中盤以降、どのハバナも同じような変化をするところの変化をする。金木犀が咲いたり、花が萎んで小学生の口臭(最近この香が「蕨」に似ていると知った)に落ち着いたり。
廃止と聞いて箱で買って、なかなか当らなかった所為で当りを探してもう半分以上灰にしてしまったところで漸く当った。はじめから当っていればもっと大事に温存したのに、もう残り少ない。あんまり美味しいようだと更に一箱買わねばならないが、更に一箱買ったって不甲斐無いと思う。これが廃止になるのは嫌だけれど、1箱で1、2本しか当らない物が廃止になったところでどうという事もない。トリニダッドのロブストエクストラは本当に廃止なのかわからないが、一箱の半分は当るので痛切である。
余計な事を書いていた。中盤の終盤にて、ダビドフクラシックもかくやと思われるほど優しげな、「濃厚な羽毛」という存在しない物への比喩をたどたどしく語らしめる恍惚感。若干ロバイナにありがちな木のエグミや酸味が邪魔をする、しかし「濃厚な羽毛」などというものはハバナでは得た事がない感覚である。たまたまだろう。たまたまだから、もう一箱買う必要はない。本当にない。私が富豪なら此処で三箱は追加注文しているけれど、別段ロバイナの特質ではないように思われ、残念ながら賢い消費者である私は最近ダビドフを買いたいと思う。
|GUT JUN 12|6.1 x 52|coh-hk|$102/10|重量:+1(14.64g)|算出:+4|香味:+3|
今まで一本買いを一回したのみであったが、後回しにするにせよ、一度は箱で買ってみたい銘柄である。
蓋を開けると赤さが目立つ赤茶色。ハバナとしては茶色が黒い方だと思う。蓋を開けると粒ぞろいの感に打たれ、巻きも全体的に美しいと思った。蓋を開けた時の印象で大体味も決まるのである。
若々しい酸味が立ち、煙草感も若々しく強く、しかしこれらが本当に実の若さに因るものなのかはわからない。五分も経つとモンテクリストらしい蒼い芳香も放ってくる。
杏仁豆腐状の浮遊感。ミルキーな杏仁ではなく淡白な杏仁で、ミルクのぶんが煙草の強さに代わっている、甘さがないわけではないが、明らかにビターテイスト。だが甘さも花も段々強くなりココナッツまで実ってくる。なのに辛さはさほど衰えない。(なるほど杏仁がココナッツと花に分かれるのである。)ミルクの風味までもが濃く凝縮されたようになってくるが、細く堅く凝縮されていて煙草の煙に覆われている。
これほど強面のものは久しぶりだ。
しばらく経って気付いたが、トルペドだから味が細いのだった。
その後は特別新たな香味が加わったりせず、ごく一般的な変化を遂げつつ終了。というか割と葉巻が疲れるのが早く、リカットしても持ち直さなかった。吸い込みも序盤の方が素直で、吸っているうちに吸い口の葉が膨張したらしい。最終盤は持ち直して金木犀が咲く。
というか最終盤が更に長々しく、長々しくも美味しい。
ハバナ感(ナッツ等)は弱いが、「これが煙草の王である葉巻だ」と押し付けられる感じで心地よくも強く個性的で好感が持てるのであった。今日のこれに比べると他の葉巻は御丁寧になよなよしたものばかりだ。
2012年の質が良いのか、モンテの顔であるNo.2だけは衰えさせないのか。初めて箱で買った(しかも吝嗇くさい十本)のだし、その箱の一本での判断では拙速すぎるが、この箱は良い気がする。
今まで一本買いを一回したのみであったが、後回しにするにせよ、一度は箱で買ってみたい銘柄である。
蓋を開けると赤さが目立つ赤茶色。ハバナとしては茶色が黒い方だと思う。蓋を開けると粒ぞろいの感に打たれ、巻きも全体的に美しいと思った。蓋を開けた時の印象で大体味も決まるのである。
若々しい酸味が立ち、煙草感も若々しく強く、しかしこれらが本当に実の若さに因るものなのかはわからない。五分も経つとモンテクリストらしい蒼い芳香も放ってくる。
杏仁豆腐状の浮遊感。ミルキーな杏仁ではなく淡白な杏仁で、ミルクのぶんが煙草の強さに代わっている、甘さがないわけではないが、明らかにビターテイスト。だが甘さも花も段々強くなりココナッツまで実ってくる。なのに辛さはさほど衰えない。(なるほど杏仁がココナッツと花に分かれるのである。)ミルクの風味までもが濃く凝縮されたようになってくるが、細く堅く凝縮されていて煙草の煙に覆われている。
これほど強面のものは久しぶりだ。
しばらく経って気付いたが、トルペドだから味が細いのだった。
その後は特別新たな香味が加わったりせず、ごく一般的な変化を遂げつつ終了。というか割と葉巻が疲れるのが早く、リカットしても持ち直さなかった。吸い込みも序盤の方が素直で、吸っているうちに吸い口の葉が膨張したらしい。最終盤は持ち直して金木犀が咲く。
というか最終盤が更に長々しく、長々しくも美味しい。
ハバナ感(ナッツ等)は弱いが、「これが煙草の王である葉巻だ」と押し付けられる感じで心地よくも強く個性的で好感が持てるのであった。今日のこれに比べると他の葉巻は御丁寧になよなよしたものばかりだ。
2012年の質が良いのか、モンテの顔であるNo.2だけは衰えさせないのか。初めて箱で買った(しかも吝嗇くさい十本)のだし、その箱の一本での判断では拙速すぎるが、この箱は良い気がする。
|APR SEP 10|5 1/2 x 50|puro-express|€77.25/10|重量:0(13.61g)|算出:0|香味:+1|
いつの間にか前回から五ヶ月も経っている。もっと寝かせたいから五ヶ月しか経っていないというべきだが、時が経つのが早い。あっという間に五年熟成最後の一本という事になりそう。
うすら苦い。一度灰を落とす頃から花が染出るも、うすら苦い。このうすら苦さが濃かったり更に薄かったりするものの、これはこのELに限らず最近のそれらの特徴かもしれない。黒っぽいラッパーのみに因るものではないと思うが、黒い外見と味が一致している。褐色の深みというよりも褪色の黒という感じである。全体の味が濃くてもその薄ぼけた感覚は消えない。うすら苦さにうすらぼけた酸味まで乗ってくる。妖怪の片隅にも置けない。
モンテクリストLE2008に欠点がよく似ている。「ハズレた」という感じがあまりしないのだからこういうものなのかと思い込んでしまう。もっとも、これで三本目だが、一、二本目はもっとずっと美味しかった。あと三年ぐらい寝かせれば良いのか、モンテクリストを2013年に試せば判断できるかもしれない(自宅の環境に於いて)。二年以内に全部吸うべきなのかもしれない。
冬が近付くにつれパイプ煙草の魅力が増す。パイプは煙が少ないので窓を大仰に開けなくても済むし。葉巻だと冬でも窓を全開にしなければいけない。冬にパイプばかり燻らせれば葉巻の熟成が葉巻を減らす事なく進むという仕組みでもある。でも私は冬でも窓を全開にしてあまり苦ではないのだ。
いつの間にか前回から五ヶ月も経っている。もっと寝かせたいから五ヶ月しか経っていないというべきだが、時が経つのが早い。あっという間に五年熟成最後の一本という事になりそう。
うすら苦い。一度灰を落とす頃から花が染出るも、うすら苦い。このうすら苦さが濃かったり更に薄かったりするものの、これはこのELに限らず最近のそれらの特徴かもしれない。黒っぽいラッパーのみに因るものではないと思うが、黒い外見と味が一致している。褐色の深みというよりも褪色の黒という感じである。全体の味が濃くてもその薄ぼけた感覚は消えない。うすら苦さにうすらぼけた酸味まで乗ってくる。妖怪の片隅にも置けない。
モンテクリストLE2008に欠点がよく似ている。「ハズレた」という感じがあまりしないのだからこういうものなのかと思い込んでしまう。もっとも、これで三本目だが、一、二本目はもっとずっと美味しかった。あと三年ぐらい寝かせれば良いのか、モンテクリストを2013年に試せば判断できるかもしれない(自宅の環境に於いて)。二年以内に全部吸うべきなのかもしれない。
冬が近付くにつれパイプ煙草の魅力が増す。パイプは煙が少ないので窓を大仰に開けなくても済むし。葉巻だと冬でも窓を全開にしなければいけない。冬にパイプばかり燻らせれば葉巻の熟成が葉巻を減らす事なく進むという仕組みでもある。でも私は冬でも窓を全開にしてあまり苦ではないのだ。
|BRU SEP 10|6 2/5 x 42|coh-hk|$184.50/25|重量:−1+1=0(10.54g)|算出:+5|香味:+3|
昨日のボリバーと同じく14本目。こちらは中敷が勝手にズレて箱の中の葉巻が散乱していた。要するに仮にも密閉されていなかったので少々不安である。というより、なんだか今日は不味いような気がする。こういう予感は50%ぐらいは当るのである。75%ぐらい悪い方に賭ければ50%ぐらい当る。25%ぐらい悪い方に賭ければ50%ぐらい当る。
昨日に比べると嫌な刺激が強い。フルボディなのに軽いのが一番美味しいのであって、フルボディがフルボディのままであってはつまらない。
乾いた醤油、軽い木、重い樹皮、花のような小便の染みた布、これはこんなものなのだが、これにもどことなく全体を覆う独特のカカオのような風味があるのはロバイナの特徴ではないか。カカオと一口に言っても産地によって色々あるらしいが、まさにそのようにロバイナ地域にしか生息しないカカオという感じである。乾いてさらさらなカカオ粉が嗅煙草のようにまろやかに感じられる。
しかしちくちくとした嫌な刺激に草が搦みついて余計に嫌になる。不思議と不味さは何処にもないが、美味しくもない。
やはり木のエグミも出てくる。この箱だけが悪いのか、最初期に一本買いしたロバイナは悉く当ったのに、なかなか重々しく重々しいものばかりで、あの風邪を引いた事に気付く瞬間のような気分が持続する。
後半は甘いカスタードの模様が出て、今度はかえって茨がこれを引き締めて好感である。
カスタードが隆盛して花と混じり、艶かしい香水のようになる。カスタードの香水なんて聞いた事がないが、これは美味しい。メンズ用なのか、辛味も利いている。一体にこんな男にはなかなか出会えたものではない。カスタードという代物が「樹皮とバナナ」にさえ変わるではないか。まるで古刹で呑気に食すバナナの雰囲気である。枯山水に水をやる馬鹿のような花の香がする。これは、馬鹿の小便といって良い。
飲物は昨日に引き続いて紹興酒と桂花陳酒に加えて清酒を試したが、拭うにも加えるにも桂花陳酒が断然良い。
変化の妙に美々しく翻弄されるのも束の間で、結局は風邪を引き、あるいは風邪で学校を休む甘美さを感じるのである。
昨日のボリバーと同じく14本目。こちらは中敷が勝手にズレて箱の中の葉巻が散乱していた。要するに仮にも密閉されていなかったので少々不安である。というより、なんだか今日は不味いような気がする。こういう予感は50%ぐらいは当るのである。75%ぐらい悪い方に賭ければ50%ぐらい当る。25%ぐらい悪い方に賭ければ50%ぐらい当る。
昨日に比べると嫌な刺激が強い。フルボディなのに軽いのが一番美味しいのであって、フルボディがフルボディのままであってはつまらない。
乾いた醤油、軽い木、重い樹皮、花のような小便の染みた布、これはこんなものなのだが、これにもどことなく全体を覆う独特のカカオのような風味があるのはロバイナの特徴ではないか。カカオと一口に言っても産地によって色々あるらしいが、まさにそのようにロバイナ地域にしか生息しないカカオという感じである。乾いてさらさらなカカオ粉が嗅煙草のようにまろやかに感じられる。
しかしちくちくとした嫌な刺激に草が搦みついて余計に嫌になる。不思議と不味さは何処にもないが、美味しくもない。
やはり木のエグミも出てくる。この箱だけが悪いのか、最初期に一本買いしたロバイナは悉く当ったのに、なかなか重々しく重々しいものばかりで、あの風邪を引いた事に気付く瞬間のような気分が持続する。
後半は甘いカスタードの模様が出て、今度はかえって茨がこれを引き締めて好感である。
カスタードが隆盛して花と混じり、艶かしい香水のようになる。カスタードの香水なんて聞いた事がないが、これは美味しい。メンズ用なのか、辛味も利いている。一体にこんな男にはなかなか出会えたものではない。カスタードという代物が「樹皮とバナナ」にさえ変わるではないか。まるで古刹で呑気に食すバナナの雰囲気である。枯山水に水をやる馬鹿のような花の香がする。これは、馬鹿の小便といって良い。
飲物は昨日に引き続いて紹興酒と桂花陳酒に加えて清酒を試したが、拭うにも加えるにも桂花陳酒が断然良い。
変化の妙に美々しく翻弄されるのも束の間で、結局は風邪を引き、あるいは風邪で学校を休む甘美さを感じるのである。
|TEB SEP 07|6.8 x 43|coh-hk|$193.50/25|重量:0(13.32g)|算出:+6|香味:+4|
下段に着手(つまり14本目)。大体こういうものは下段の方が美味しそうである。中敷を取った途端に蒸したような葉の香が馥郁というにはあまりにもむんむんと匂う。吸い込みに難があるものが多かったので真ん中辺りから一番太く見えるものを選ぶ。
着火するとほどなくして、上段ではまったく感じなかった「フルボディの土」がやっと出てきた。しかも過激さはなく柔らかい。苦味もパルタガスの898ほどではないし、かなり強いがどことなく浮遊する吸いやすさがある。花なども完全に土煙に巻かれている。この味で花が咲いているのも凄いし、花に負けない土も凄い。どうも当然らしく花と土は相性が良い。
この土の柔らかさには木の軽さが紛れているのかもしれない。木のエグミも他の雑味も綺麗に無いのが、土をより不思議な土に仕立て上げている。カスタード入りの柔らかいパンケーキになりかねないところを、土臭く押さえている。立ちのぼりそうな土を気圧で押さえているようなふうで、その気圧の正体は口腔であり、口の中で土煙が膨らむ圧力を口を閉じると感じるのである。
味を同系色で塗り替えかねないかもしれないが、紹興酒は合う。砂糖を入れるとより合うが、酒を新たに注ぐ度に砂糖が溶けていない状態に戻るため、葉巻から甘味が一切感じられない状態にもなる。
土を更に上塗りするように金木犀が香りはじめてきたので、待ってましたとばかりに桂花陳酒に変える。すると一口、口(酒)なのか鼻(煙)なのか外(まだ咲いている)なのか、三弦を一時に弾かれ、一体何処のどれが木犀なのかわからないと云う非常に夢幻の心地になった。だがそれはほんの二口で終った。実際金木犀が匂ったのは葉巻だけかららしく、葉巻のそれが二口で終ったのである。外の木犀は枯れ、金木犀漬けの酒からはいうほど金木犀らしい金木犀は匂って来ない。中国の木犀と日本の木犀は違うのであろうか。
桂花陳酒は安い酒だが、安全に合わせるには桂花陳酒の方が簡単である。なにより三弦というのは認識の誤解であれ夢幻の心地がしたのである。葉巻だけでもそうなったかもしれないが、酒からも微かには金木犀を謳う歌が聞こえる。別種の花が離れたり同種の花となって寄り添ったりしている。ともあれ洋酒のように度数も高くなく、清酒のように無色でなく、珈琲紅茶は夜長に相応しからず、ワインほど繊細でない簡明な深さの色が合い、中国酒というのは思いのほか思った通り葉巻に用いやすい良酒である。ボリバーが美味しかったから余計にそうであるのかもしれない。
終盤では少し茨が伸びてくる。これまで緑色など影だに無く黄色と茶色のみだった。
花はなかなか萎れず、土は収まり革となる。何の文学でもない煙。
当りは到着日の一、二本目と今日の三本あるが、「フルボディの土」というボリバーの謳い文句が歌ったのはこれが初めてだった。今日は中敷による密閉の奏功で、中敷を開け閉てしているうちに残十一本も不味くなってしまうのだろうか。
下段に着手(つまり14本目)。大体こういうものは下段の方が美味しそうである。中敷を取った途端に蒸したような葉の香が馥郁というにはあまりにもむんむんと匂う。吸い込みに難があるものが多かったので真ん中辺りから一番太く見えるものを選ぶ。
着火するとほどなくして、上段ではまったく感じなかった「フルボディの土」がやっと出てきた。しかも過激さはなく柔らかい。苦味もパルタガスの898ほどではないし、かなり強いがどことなく浮遊する吸いやすさがある。花なども完全に土煙に巻かれている。この味で花が咲いているのも凄いし、花に負けない土も凄い。どうも当然らしく花と土は相性が良い。
この土の柔らかさには木の軽さが紛れているのかもしれない。木のエグミも他の雑味も綺麗に無いのが、土をより不思議な土に仕立て上げている。カスタード入りの柔らかいパンケーキになりかねないところを、土臭く押さえている。立ちのぼりそうな土を気圧で押さえているようなふうで、その気圧の正体は口腔であり、口の中で土煙が膨らむ圧力を口を閉じると感じるのである。
味を同系色で塗り替えかねないかもしれないが、紹興酒は合う。砂糖を入れるとより合うが、酒を新たに注ぐ度に砂糖が溶けていない状態に戻るため、葉巻から甘味が一切感じられない状態にもなる。
土を更に上塗りするように金木犀が香りはじめてきたので、待ってましたとばかりに桂花陳酒に変える。すると一口、口(酒)なのか鼻(煙)なのか外(まだ咲いている)なのか、三弦を一時に弾かれ、一体何処のどれが木犀なのかわからないと云う非常に夢幻の心地になった。だがそれはほんの二口で終った。実際金木犀が匂ったのは葉巻だけかららしく、葉巻のそれが二口で終ったのである。外の木犀は枯れ、金木犀漬けの酒からはいうほど金木犀らしい金木犀は匂って来ない。中国の木犀と日本の木犀は違うのであろうか。
桂花陳酒は安い酒だが、安全に合わせるには桂花陳酒の方が簡単である。なにより三弦というのは認識の誤解であれ夢幻の心地がしたのである。葉巻だけでもそうなったかもしれないが、酒からも微かには金木犀を謳う歌が聞こえる。別種の花が離れたり同種の花となって寄り添ったりしている。ともあれ洋酒のように度数も高くなく、清酒のように無色でなく、珈琲紅茶は夜長に相応しからず、ワインほど繊細でない簡明な深さの色が合い、中国酒というのは思いのほか思った通り葉巻に用いやすい良酒である。ボリバーが美味しかったから余計にそうであるのかもしれない。
終盤では少し茨が伸びてくる。これまで緑色など影だに無く黄色と茶色のみだった。
花はなかなか萎れず、土は収まり革となる。何の文学でもない煙。
当りは到着日の一、二本目と今日の三本あるが、「フルボディの土」というボリバーの謳い文句が歌ったのはこれが初めてだった。今日は中敷による密閉の奏功で、中敷を開け閉てしているうちに残十一本も不味くなってしまうのだろうか。
|SMO JUN 11|4 4/5 x 50|coh-hk|$258.40/25|重量:0(12.50g)|算出:+6|香味:+4|
さすがにコイーバともなるとレギュラーのロブストでも巻きが美しい。記憶の刷り込みなのかラッパーの色合いまで美しく見え、早くもあの独特の熟成香が味わわれるほどに香ってくる。12.50gという完璧らしい重量に堅い吸い込み、堅くて難がないのだから最高の巻き具合である。
着火前から完璧の予感がしていて、着火前の諸要素が完璧である事を確認する以前にそんな予感がしていて、つまり着火迄は予感が的中したのである。すると着火して一口目も的中したのである。早速恍惚とするわけもないが、まろやかな濃い岩がまろやかに蘭奢待を切り取ったかのようにくゆり立っている。これだけでコイーバとしてはこの上なく、これ以上のコイーバ感というものはおそらくこの世にない。もっと美味しい物があっても、それはコイーバ感ではなくて別の要素であると思う。
次第に草花が顔を出し始める。コイーバに於いても正当な変化だが、他の銘柄でも同様の変化があるので特別コイーバらしいというものではなく、しかし岩に混じって独特の芽生え方をする。
おお、何という偉そうな文章だろう! わかったふうな事を書いているが、おそらくわかっているのである!
コイーバからはアニスやムスクは出ない。岩が押さえている。苦味はさらさらなく、穀物かナッツ類の、深いのにさほど煎っていない、しかし紹興酒に似た経年の趣のみを帯びた深みが、まるで絵具の白と茶を初めて混ぜた時のように鮮やかにまろやかに存在する。いわばラッパーからしてカフェオレ色だったのであり、黄ばんだカフェオレ色に付く緑青のような黄がくすみながら光って、其処にデザートに添えるミントの緑が全体を飽きさせない為に生えているわけである。
恍惚とは別種の、しみじみとした味わいに於いて、これほどスマートなものはなく、スマートなランセロ等ではスマートというより変化重視の恍惚方面に無理矢理行ってしまいそうで、コイーバらしい滋味の膨らみは期待できない。要するに膨らみのふくよかさがスマートなのである。
それが、スマートなまま、味が濃くなってくる。岩に溶けて押されていた花が満開し、岩もが砕けて満開になる。
旨味や甘さという単純なものは思わせないが確実にあった。
だが以上には濃くはならず、余韻嫋々として雑味と鬩ぎ合って仕舞だったのである。
購入して十一ヶ月で十五本目。まだ巻かれて十六ヶ月の物。八年ぐらいは粘りたいが、後二年で無くなるだろう。
最近何も買っていなかったので寝かせたい物も減る一方だが、BHK54がもうすぐ届く予定なので事前にロブストを試した。金木犀の咲く頃に金木犀の噴出するBHK52を試せなかったのが今秋の心残りになった。
世界で一番売れているモンテクリストにあっては2011年の物はかなり不味いが、コイーバは劣化していないと読める。
さすがにコイーバともなるとレギュラーのロブストでも巻きが美しい。記憶の刷り込みなのかラッパーの色合いまで美しく見え、早くもあの独特の熟成香が味わわれるほどに香ってくる。12.50gという完璧らしい重量に堅い吸い込み、堅くて難がないのだから最高の巻き具合である。
着火前から完璧の予感がしていて、着火前の諸要素が完璧である事を確認する以前にそんな予感がしていて、つまり着火迄は予感が的中したのである。すると着火して一口目も的中したのである。早速恍惚とするわけもないが、まろやかな濃い岩がまろやかに蘭奢待を切り取ったかのようにくゆり立っている。これだけでコイーバとしてはこの上なく、これ以上のコイーバ感というものはおそらくこの世にない。もっと美味しい物があっても、それはコイーバ感ではなくて別の要素であると思う。
次第に草花が顔を出し始める。コイーバに於いても正当な変化だが、他の銘柄でも同様の変化があるので特別コイーバらしいというものではなく、しかし岩に混じって独特の芽生え方をする。
おお、何という偉そうな文章だろう! わかったふうな事を書いているが、おそらくわかっているのである!
コイーバからはアニスやムスクは出ない。岩が押さえている。苦味はさらさらなく、穀物かナッツ類の、深いのにさほど煎っていない、しかし紹興酒に似た経年の趣のみを帯びた深みが、まるで絵具の白と茶を初めて混ぜた時のように鮮やかにまろやかに存在する。いわばラッパーからしてカフェオレ色だったのであり、黄ばんだカフェオレ色に付く緑青のような黄がくすみながら光って、其処にデザートに添えるミントの緑が全体を飽きさせない為に生えているわけである。
恍惚とは別種の、しみじみとした味わいに於いて、これほどスマートなものはなく、スマートなランセロ等ではスマートというより変化重視の恍惚方面に無理矢理行ってしまいそうで、コイーバらしい滋味の膨らみは期待できない。要するに膨らみのふくよかさがスマートなのである。
それが、スマートなまま、味が濃くなってくる。岩に溶けて押されていた花が満開し、岩もが砕けて満開になる。
旨味や甘さという単純なものは思わせないが確実にあった。
だが以上には濃くはならず、余韻嫋々として雑味と鬩ぎ合って仕舞だったのである。
購入して十一ヶ月で十五本目。まだ巻かれて十六ヶ月の物。八年ぐらいは粘りたいが、後二年で無くなるだろう。
最近何も買っていなかったので寝かせたい物も減る一方だが、BHK54がもうすぐ届く予定なので事前にロブストを試した。金木犀の咲く頃に金木犀の噴出するBHK52を試せなかったのが今秋の心残りになった。
世界で一番売れているモンテクリストにあっては2011年の物はかなり不味いが、コイーバは劣化していないと読める。
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