×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
|5.62 x 46|AtlanticCigar|$11.95|+4|+3|
No.46というのは1からあるのではなくリングサイズをあらわすらしい。
いかにも古くて黒くて脆そうだが、しっかりと巻かれていて堅く柔軟でもあった。塩分が吹き出しそうな魚の干物のような外観。オイリーではないが部分的に泥団子のような艶。どこも魚っぽくも塩っぱくもないのだけれど、ラッパーは鮭の皮のよう。着火前の香りが素晴らしく、畳に煮詰めたジャム。何ジャムかはわからないがかなりジャム。着火すると火種から燻る煙からして香りが良い。特別な香りはしないのに、極端に高品質という感じがして期待してしまう。
一口目、辛いし味が整っていないが、美味いことがわかる。
まったく裏切られそうもない。黒いのに佃煮のようになっていず、杉も上手に消されたような柔らかさがある。焦げは焦げのまま供されるのではなく練られたような焦げ。焦げを練るなんて話は聞いたことがない。味も煙も濃く強い。
焦茶けたものが頭上すれすれよりも降りてきているのに、濃厚な木の香りが底辺をねっとりと漂っている。金木犀バターのようなものだが、頭上の煙よりも足下の煙の方が遠い。甘さがほとんど無いのに美味しい。
強いのに美味しいものはきっと少ないのでフルボディ好きにはたまらない逸品だと思う。フルボディが苦手な私が言うのだから間違いない。というか逆に間違いだろうか。葉巻を吸う人のことなんてどうでもいいけれど。(味の変化はあまりなく、強いので、あと2センチ短ければよかった。)
終盤、よくわからないけれどやっぱり喫味もジャムだったのかなぁ、と思わせる。甘さもなく微かに苦くさえあるのに。と思うとオーブンで焼いた食パンのような軽快な香りも感じられる。パンにバターとジャムを塗って食べている場面が何故か黒焦げなのである。
アルトゥーロ・フエンテは結局順調に安物→ヘミングウェイ→ドンカルロス→アニェホと進んで、後はオーパスⅩを残すのみとなった。ヘミングウェイは他に試したいものもあるけれど。安物は兎も角としてどれも上質でそれぞれまったく別ものという感じがする。気分で贅沢に扱い分けられそう。
No.46というのは1からあるのではなくリングサイズをあらわすらしい。
いかにも古くて黒くて脆そうだが、しっかりと巻かれていて堅く柔軟でもあった。塩分が吹き出しそうな魚の干物のような外観。オイリーではないが部分的に泥団子のような艶。どこも魚っぽくも塩っぱくもないのだけれど、ラッパーは鮭の皮のよう。着火前の香りが素晴らしく、畳に煮詰めたジャム。何ジャムかはわからないがかなりジャム。着火すると火種から燻る煙からして香りが良い。特別な香りはしないのに、極端に高品質という感じがして期待してしまう。
一口目、辛いし味が整っていないが、美味いことがわかる。
まったく裏切られそうもない。黒いのに佃煮のようになっていず、杉も上手に消されたような柔らかさがある。焦げは焦げのまま供されるのではなく練られたような焦げ。焦げを練るなんて話は聞いたことがない。味も煙も濃く強い。
焦茶けたものが頭上すれすれよりも降りてきているのに、濃厚な木の香りが底辺をねっとりと漂っている。金木犀バターのようなものだが、頭上の煙よりも足下の煙の方が遠い。甘さがほとんど無いのに美味しい。
強いのに美味しいものはきっと少ないのでフルボディ好きにはたまらない逸品だと思う。フルボディが苦手な私が言うのだから間違いない。というか逆に間違いだろうか。葉巻を吸う人のことなんてどうでもいいけれど。(味の変化はあまりなく、強いので、あと2センチ短ければよかった。)
終盤、よくわからないけれどやっぱり喫味もジャムだったのかなぁ、と思わせる。甘さもなく微かに苦くさえあるのに。と思うとオーブンで焼いた食パンのような軽快な香りも感じられる。パンにバターとジャムを塗って食べている場面が何故か黒焦げなのである。
アルトゥーロ・フエンテは結局順調に安物→ヘミングウェイ→ドンカルロス→アニェホと進んで、後はオーパスⅩを残すのみとなった。ヘミングウェイは他に試したいものもあるけれど。安物は兎も角としてどれも上質でそれぞれまったく別ものという感じがする。気分で贅沢に扱い分けられそう。
PR
銘
囹
月