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  源氏物語「葉」
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|Oxford CC|$149.99/5(+¥800/1)|2022/1/14・arr 2/4|
|—|5 1/4’ x 50|16.10g-0.57g=15.53g|香:4.0~4.4 ave4.3|残2|

 このロブストの前だったか後だったか、トロも燃やした。残りはダブルロブストとトロが1本ずつ。
 ダブルロブスト(記事あり)もトロもハズレだった。トロについてはメモもほとんど取っておらず、「空吸いすると甘味のあるシナモンというより甘味のないスパイシーなニッキ」とのみ記されている。着火以降が筆を捨てるほど不味かったのだろう、着火前は美味しそうだったのに。

 ロブストは美味しかったので以下のようなメモがある。
 無着火で咥えているとシナモンロールを思わせる。いつもながら、火をつけても霧消しないこの「シナモンにあらずしてシナモンを超えるシナモン」の究極さがオーパスⅩをオーパスⅩたらしめ、加乳して迸ればそれは必ずミルキーな杏仁に化ける、この香味こそオーパスⅩの頑丈な基礎だと葉巻の方が語ってくる。美味しさゆえ香味の喩えを細々と探すような工夫もしたくなるのだが、「究極のシナモン」でいいよと語ってくる。
 序盤圧倒的に美味しい。得体の知れない官能の花が混じっている。それから葉巻を葉巻たらしめるハバナのナッツ風味。ついにハバナ化に成功したのか、シナモンを失わずして。
 ベランダで煙が風にさらわれてしまうのが惜しい。
 口腔にて煙が膨らむ感じがする。膨らみに関わる香味が隠れているからそう錯覚するのか、パンのようなパンでない何か。固く閉じた口がパンパンに破裂しそうなほど満たされる。
 どうも経験上ではオーパスは小さめのビトラが良い。ミルク質の何かもずっとあるかも知れない。まったりとして清涼なハーブも香る。白濁するアブサンか。

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