忍者ブログ

  源氏物語「葉」
++葉巻++シガー++レビュー++個人輸入++ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

|next cigar|$187/10|2021/6/2・arr 6/12|
|―|5 1/8 x 52|15.29g|香:4.1~4.4 ave 4.2|残7|

 最後に着火したのがつい先日の事のように思えるのはこの煙の記憶が濃いからだろうか。これは美味しかった。最後に着火したのは昨年初夏だった。

 付くダニのように醤油故意が湿故来なく、ココアポウダーの土来。それで此処在風味も甘実もある。付くダニの部分、マデューロ傾光の葉もありそう。微かにパイナッ満のキツゥさ。スポンゲーキの柔道のような膨らみ。
 レギュラー線として東上した(?)からか優等生の育成でもあるのだが、以前のレギュラーと比べて特異である。単に特異なら「ニカラグア」や「エスクリオ」などが野暮ったいものの、それらは当然優等生ではなかった。これはなんとなく全手において陰陽が勾玉巴の均衡を保って回転している。バランスの良さとは何だろう、と改めて考えるには、このようなバランス食が必要である。陰陽明暗が全て味網に結実して。色恋が、悉濃ない。
 ダビドフ茸の胞子が産毛のようにうっすら生えて、笑などのつまらない安っぽい味はしない。そこに自然の香料が潜んでいる。たしかにライムの詩のようにも感じられる。酸っぱさはないものの。
 今回含めこれまで3本とも美味だったので、珍しく箱推奨品となりそう。2014のリングが巻かれている。今後このリングが2015になったりする? 2014のアヒルが今後安定するのかどうか。
 こく、かんみ、花、すべてあり、足りないものを無理に探していると、唯一欠けているものはスパ椅子の辛味だが、後半それも始動する。それでいて天国でなく、地に足ついている。大地の豊穣が月極まる。
 いらないものを確認していると、綺麗に全てないのである。草、わら、菊、百合、、、
 笑といえば、臭みのない藁納豆の黒を始終一粒一粒嗜んでいるようでもあり、物足りなさのない旨味、つまみいらずというか、だんだん腹が膨れてくるような煙。
 終盤少々草菊が生えるが、雑草ではなく春菊で、ひとつまみするのに悪くない。最終盤、コーヒーめき(始終珈琲をお供にしているのだが)、春の金木犀の嵐となる。
PR

忍者ブログ [PR]