忍者ブログ

  源氏物語「葉」
++葉巻++シガー++レビュー++個人輸入++ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

|next cigar|$118/5+¥2400/10=¥2700/1|2021/1/5・arr 1/17|
|―|6 1/8 x 53|15.97g|香:4.0~4.1 ave4.0|残3|

 「“熟成”ダビドフ茸」とでもいうような香味がある。胞子にシナモンが紛れている。湿ったシナモン。
 ダビドフ茸独特の香味をのみ堪能させるために作られたかのような純粋さで、終りまで、常に燃えている葉がダビドフの葉であることを忘れさせない。それでいて珍しく、ふつうダビドフ茸は乾いた場所に繁茂するというか、乾いた場所にこそ生えやすいのに、この“熟成”ダビドフ茸は湿った森に生えている。湿り気が甘い。砂糖を溶かした洋酒の霧雨でも降ったよう。若干胡瓜臭がありながらも落葉堆く緑の気配は土の奥で熟して感じられない、誤魔化されている。茸の芯はクリーミーである。
 この茸はシェイプも素晴らしく、過加速せず徐に太くなり、それから中盤の最大口径部分が長く、また徐に細くなる。(ロイヤル・サロモネスなどは急激に太くなり、そこから延々細くなり続ける。)
 昨年1月にもこの53とロブスト・インテンソに着火し、今年も同様に両者似ているところがあるものの(胡瓜が似ているのか?)、今年は53の発育が良い。ただ、終盤ドローが詰まった事を抜きにして。
PR

忍者ブログ [PR]