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|5 3/4 x 45|Famous Smoke|$7.49|+4|+3|
ムギムギというお菓子の香りがする。麦というか珈琲というか黒糖というか。ラッパーは藁半紙の風合いの艶消しの厚い葉がカッチリと巻かれている。
始めから気高くなんだか恍惚としそうなほど美味しいが、フルに近い強さがある。#1より美味しいかもしれない。杉なのにまったく刺すようなところがなく穏やかで深い。徐々に、他にも木はたくさんで、緑や黄色く染みた木は勿論、白木の旨味などもある。甘味は無く、木の旨味がどことなく甘いばかり。ほとんど官能的な木の旨さ。旨いので強さも心地好い。巨木が根を張ったような旨さだが、エクスカリバーにしては随分細く密度感がある。
序盤も佳境に入ると木が大変まろやかになるとともに甘味が舞う。なんだこれ、1本しか買わなかったが相当旨いぞ。既に次回には少なくとも5本セットを買うつもりになっている。強く旨いが、ふわりとしたバランス。何回旨いといえば気が済むのだろう。若干辛いのがまた嫌な辛さではない。吸い込みも完璧で、このままいくと+4になってしまう。興趣に合うのかもしれない。変化などしなくて良いのでこのまま長引けば良いのだが。
中盤、ふと、灰味とほんの微かな酸味が感じられないかと疑っていると、シナモンのようにもなる。疑り過ぎかもしれないが、このままだと+3の筆頭程度かもしれない。
灰味とほんの微かな酸味というより、イガイガしさが増してきた。相変わらずふわりとはしているが、密度も薄れ、結局、+2と+4との中間なのだった。序盤は滅多にないつちのこの風情のようだった。
と思って、美味しい小屋に引き蘢っているつもりになっていたら、モンテクリストでしか嗅いだことがなかった金木犀の香りがほんのりと出ている。こういう変化なら大歓迎で、やはり限りなく+4に近い。もっともモンテクリストに似て非なる葉巻。ここでまだ終盤に入ったばかりだが、もう気持ち悪くなっている。金木犀に喜ぶあまり口から鼻へと煙を綰ねすぎたのかもしれない。金木犀はやはり貴く醗酵した木の旨さのようだった。
ムギムギというお菓子の香りがする。麦というか珈琲というか黒糖というか。ラッパーは藁半紙の風合いの艶消しの厚い葉がカッチリと巻かれている。
始めから気高くなんだか恍惚としそうなほど美味しいが、フルに近い強さがある。#1より美味しいかもしれない。杉なのにまったく刺すようなところがなく穏やかで深い。徐々に、他にも木はたくさんで、緑や黄色く染みた木は勿論、白木の旨味などもある。甘味は無く、木の旨味がどことなく甘いばかり。ほとんど官能的な木の旨さ。旨いので強さも心地好い。巨木が根を張ったような旨さだが、エクスカリバーにしては随分細く密度感がある。
序盤も佳境に入ると木が大変まろやかになるとともに甘味が舞う。なんだこれ、1本しか買わなかったが相当旨いぞ。既に次回には少なくとも5本セットを買うつもりになっている。強く旨いが、ふわりとしたバランス。何回旨いといえば気が済むのだろう。若干辛いのがまた嫌な辛さではない。吸い込みも完璧で、このままいくと+4になってしまう。興趣に合うのかもしれない。変化などしなくて良いのでこのまま長引けば良いのだが。
中盤、ふと、灰味とほんの微かな酸味が感じられないかと疑っていると、シナモンのようにもなる。疑り過ぎかもしれないが、このままだと+3の筆頭程度かもしれない。
灰味とほんの微かな酸味というより、イガイガしさが増してきた。相変わらずふわりとはしているが、密度も薄れ、結局、+2と+4との中間なのだった。序盤は滅多にないつちのこの風情のようだった。
と思って、美味しい小屋に引き蘢っているつもりになっていたら、モンテクリストでしか嗅いだことがなかった金木犀の香りがほんのりと出ている。こういう変化なら大歓迎で、やはり限りなく+4に近い。もっともモンテクリストに似て非なる葉巻。ここでまだ終盤に入ったばかりだが、もう気持ち悪くなっている。金木犀に喜ぶあまり口から鼻へと煙を綰ねすぎたのかもしれない。金木犀はやはり貴く醗酵した木の旨さのようだった。
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