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  源氏物語「葉」
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|next cigar|$172.8/12+¥3100/12=¥1800/1|2021/1/29・arr 2/7|
|―|6” x 52|17.21g|香:3.6~4.0 ave3.8|残11|



 以前燻らせて以来ずっと箱を狙っていたものの、年古早く二年半を待ち、恥ずかしながらとうとう時が満ちた。
 バレンタイン10%引きでチョコまで付いてきたのも恥ずかしい。
 恥ずかしいが安いから最近ダビドフばかり買っている。ハバナが欲しいのに、今回のこれに加えてさらにレイトアワーまで購入してしまった。ダビドフが安いとはどういうことだろう。

 開梱すると、エントレアクトとは違って葉巻がしっとり保湿されている。ネクストシガーは高価な物はきちんと保湿する塩梅なのかもしれない。

 一口で恥ずかしげな美味しさ。美味しさはいじらしくも膨らまず、なよやかなまま、乾いた恥ずかしい汗のような香り。甘味はずっとあり続けて甘い。
 若干キツく恥ずかしさを鼻の奥に感じた途端、キーンと花が漂う。
 灰は恥ずかしいほど脆く、2センチで落下する。
 珈琲の苦味は珈琲を飲んでいるからだろうか。恥ずかしい。
 こってりした甘さがふわふわとして始終つづく、その濃醇の蜜にどのような配合があるのだろう。樹液か茶褐色の蜂蜜のとろみが卵のスポンジにふんだんに染みて、ガトーショコラのごとき重さを思わせつつ、ふわりとしている。ケーキの上にふりかかっている粉は、細かく挽いた藁や少しのパセリで、素朴さと新しさを加えている。そのうえ大きな花で装飾されている。やや菊寄りの百合で、香り華々しくはないけれど、全体を艶やかに恥ずかしく昇華する。
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