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  源氏物語「葉」
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|next cigar|$118/5+¥2400/10=¥2700/1|2021/1/5・arr 1/17|
|―|6 1/8 x 53|14.52g|香:3.8~4.1 ave3.9|残4|

   

 ほとんど灰皿の写真を撮っている。

 ラッパーはインテンソとそっくりで、そのままオールドミニカンリーフとは思えない芳醇さに始まり、インテンソと同じではないかと思う。
 最大口径部分に向かっては、濃さやや薄れ、花匂い立ち、軽さも出てくる。インテンソとは違う。
 依然、同様の洋酒の樫樽やシナモン(?)は感じられる。昨日よりややシナモンが明白になっているかもしれない。昨日は濃すぎてかシナモンとは少しも思わなかったので、シナモンは薄さに立ち現れるものなのかもしれない。誉高きところの香りも高く、甘さもあるので、つい何かを食べているかのように錯覚し、フォークに手を伸ばしたくなってしまうが、皿の代わりに灰皿があり、ソーセージの代わりに葉巻がある。そうだ、食事ではなくて煙なのだと気づき、かえって物足りなくなってしまう。
 魔女の靴のような灰で、繊細ながら脆くない。
 軽さと濃さとのせめぎ合いの剣劇が花散らして続く。ひとえに樫樽の中のスポンジ。または樹皮が樫で幹はケーキのスポンジ。その木に咲く花は黄色味の強い金木犀である。

 ダビドフ慣れしてしまった場合、昨日のインテンソの方に強い美味しさを覚えるだろう。そうでない場合はわからない、こちらのほうがふわふわとしたところがあって良いかもしれない、魔女の靴もお洒落だし。ダビドフ慣れしていなくてもインテンソは美味しく感じるだろう。カパ・ドミニカーナはところどころ味が抜けるようにも思える。それは鋤焼における麩のようなものである。花の香りは今日の方が上。ニコチン酔いは昨日の方が上。
 今日の軽い感覚から濃密な蜜が滴ると最高なのだが。
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