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  源氏物語「葉」
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|cigarOne|$122/10|arr 2017/12/2|
|EOT DIC 16|6.1 x 50|17.71g|香:2.0~2.8 ave2.3|残0|

 南に窓の空く部屋にては、夏は煙が篭る(冬は自然と煙が抜けてゆく)。冷房器具を停止し、扇風機をベランダへ向けて回転させ、着火する。

 夏が葉巻に悪さをするのか、お盆前後、八月中旬を通して、どうも不味い葉巻ばかりで、これは三歳未満の葉巻であるにもかかわらず二十年選手のように枯れている。若いので、枯淡の境地というのは憚られるが、不味いわけではなく、ひたすら枯淡だった。
 最後の一本なので、ひととき箱の中で寂しく過ごした葉巻ではあるが、残一本たちが集う箱に移住させたから、そう寂しい期間は長くはなかったはずである。葉巻は寂しいと枯淡が早まる、という現象がもしやあるにせよ。
 酷暑に原因を求める他なかった。(重量オーバーで鼻詰りを疑わせるほどのドロー難でもあったが)
 『MONTECRISTO sublimes EL 2008』は真夏に美味しかった記憶がある。ELがなべて水の気配を纏うからだろうか。水風呂のような。

 ダビドフ7のみは別格にして暑さに負けなかったものの、概して今年の夏はショートフィラーの葉巻の方が活躍した。(旅行先にて地ビールと併せて活躍)
 ※昔訪れた城崎温泉街は別格(?)として、最近の旅館は地ビールを取り揃える処が多く、今回、禁煙旅館の暖簾の前にて、とりわけIPA麦酒と葛コイーバの組合せを絶妙に感じました。

 なお、ダブルエドムンドの前に着火したレイエンダもまるで奮わなかった。

 一つ発見したのは、モンテクリストのバンドが樺細工に染み込むということであった。
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