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  源氏物語「葉」
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|5 1/8 x 30|NextCigar|$110/25|重量:−2(4.24g)|算出:+7|香味:+4|計9点|

 高純度の藁なるもの、乾燥した香り。牧歌。
 火を点けると強烈な懐かしさを覚える。官能を燃やした牧歌。香り高さと同時にスムーズな煙。スムーズな煙がすぐさま更に柔らかいクリームと花の誘いを帯びてくる。引き出し難い記憶が引き出された時の、鮮明な心地よさが、磁石のように回転している。
 むかし、ダビドフのシガリロとコイーバのシガリロを比べたりなどしていたときから、やがて初めてプレミアムシガーを購入し、シグロ1で感動せず、ダビドフNo.2と進んだときのNo.2の感動によく似ている。同じクラシックシリーズだし、最近はハバナばかりだったのだから当り前なのだが。こってりコイーバで押し込められた身体が一転、一つには羽毛布団で空を飛ぶような感覚である。No.3は小ささからしてシガリロ時代と初No.2の双方を同時に懐かしませるらしい。
 官能はやや伸び悩み、胡椒らしき辛味が心地よい。花がやや少ないか萎れるか、それと入れ替りに草がやや青みがかってくる。
 クラシックシリーズの気品を改めて思い知る。ハバナの濃醇さをドミニカにて嬉々として軽く軽く磨き抜いたものか、はたまたハバナの土壌に負けじ追いつけとばかりに作られたものなのかはわからないけれど。何しろキューバンダビドフがどんなものだったのか、読んでも読んでもわからない。
 「ダビドフがキューバ復帰か」というような記事を最近読んだ気がする。

 早速2本目、4.70g。1本目ほどの感動はなかった。上記のような、時日関係必須な、なんとも繊細な葉巻である。又もちろん、No.2に比べて羽毛のパワーは弱い。羽毛のパワーとはなんだろう。
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