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|MES JUL 11|5.6 × 54|coh-hk|$396/10|重量:+1(15.29g)|算出:+6|香味:+5|計12点|
色々な味の飴を5個ぐらい口に放り込んでいるような気になる。煙だからというわけでなく、芳醇にして軽い。苺味の飴が苺ではないように、また何味かわからない飴のように、また飴もない。
ふと薔薇味の飴が口に飛び込んでくる。はっきりと煌びやかに。草と果実の感覚が一時絶妙な融和を見せたものだろう。
カフェオレ感がないのにカフェオレ感があったり、それにより紅茶感がこれまでより希薄かもしれないが、草はマスカテル香かとも思えるし、薔薇は熟れた紅茶のふくよかな甘さを伴う。葉巻から薔薇の花が咲くなんて初めて。香の妖艶な饗宴が嘘のように広がる。
これまでになく甘く、葉巻の主成分である金木犀が出ているにもかかわらず薔薇の香りやフルーツの甘さに塗り潰されている。フルーツなどとは言ってみるものの、薔薇以外に何かの味がしたりせず、何か見知らぬ一体のものになっている。
ナッツやカフェオレに繋がるコイーバ特有の岩味は前半薄いが後半岩の重量を増す。すると金木犀が王座を取り戻すが、香味の量が倍になっただけで、衰えるものがない。雑味がなくて、焦がしキャラメルにも苦味がない。
BHKはこれまで煙量が少なかったが、重量が軽いからか煙が豊富に出る。重量がどこまで味を変えるのかわからないが、前回(◉)に増して凄かった。変化というも変化を隠すぐらい濃密で、20gぐらいの大物だったような気がする。終盤三分の一は衰えるが、それまでが長大だった。天上の心地になってしまって、「長大」を「長大な絵巻」などともしや書いても、絵が無いほど美味が押し寄せた、その絵を思い返すだけで笑ってしまう。波に呑まれて顔を出した瞬間にもう一つ波に襲われたら窒息して死んでしまうが、波が逆さの天井吊であった。
残3本
色々な味の飴を5個ぐらい口に放り込んでいるような気になる。煙だからというわけでなく、芳醇にして軽い。苺味の飴が苺ではないように、また何味かわからない飴のように、また飴もない。
ふと薔薇味の飴が口に飛び込んでくる。はっきりと煌びやかに。草と果実の感覚が一時絶妙な融和を見せたものだろう。
カフェオレ感がないのにカフェオレ感があったり、それにより紅茶感がこれまでより希薄かもしれないが、草はマスカテル香かとも思えるし、薔薇は熟れた紅茶のふくよかな甘さを伴う。葉巻から薔薇の花が咲くなんて初めて。香の妖艶な饗宴が嘘のように広がる。
これまでになく甘く、葉巻の主成分である金木犀が出ているにもかかわらず薔薇の香りやフルーツの甘さに塗り潰されている。フルーツなどとは言ってみるものの、薔薇以外に何かの味がしたりせず、何か見知らぬ一体のものになっている。
ナッツやカフェオレに繋がるコイーバ特有の岩味は前半薄いが後半岩の重量を増す。すると金木犀が王座を取り戻すが、香味の量が倍になっただけで、衰えるものがない。雑味がなくて、焦がしキャラメルにも苦味がない。
BHKはこれまで煙量が少なかったが、重量が軽いからか煙が豊富に出る。重量がどこまで味を変えるのかわからないが、前回(◉)に増して凄かった。変化というも変化を隠すぐらい濃密で、20gぐらいの大物だったような気がする。終盤三分の一は衰えるが、それまでが長大だった。天上の心地になってしまって、「長大」を「長大な絵巻」などともしや書いても、絵が無いほど美味が押し寄せた、その絵を思い返すだけで笑ってしまう。波に呑まれて顔を出した瞬間にもう一つ波に襲われたら窒息して死んでしまうが、波が逆さの天井吊であった。
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