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  源氏物語「葉」
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|7" x 48|seriouscigars|$226.95/8|重量:+1(17.21g)|算出:+3|香味:+3|

 お月様を眺めながら月と蛇、と思って虫の聞こえるベランダに居ると蛾が飛んできて部屋に逃げる。地球を真っ暗にして梯子さえ掛けてやれば蛾は月まで飛んで行くのではないか。蛾の拘りは地に足の付いた物の上を飛ぶという事で、だから梯子がなければあんまり高い処へは飛べない。というトンデモ理論を昔考えた事を思い出す。
 ダビドフにしては吸い込みが硬いのだが、先の方が詰まっていたのか徐々に改善される。基本はダビドフで同じなのだが、その中で突出して、何か、醤油の染みのような、滋味深い味わいが感じられる。松茸や木犀やタピオカやと云う基色の無数の糸が偶々そう見える絡まりを見せているだけだろうけれど、醤油煎餅じみた落着きもあって、一本珍しい糸を足した感じがする。クラシックシリーズに次いで軽いようだし、旨味は煎餅の軽さである。米の旨味もある。大らかさや柔らかさを演出するであろう太さがクラシックに比べると堅さや重さになっているようにも思えてしまうけれど。細いのに軽いというか細いから軽いという印象がクラシックシリーズの特色でもある。
 久しぶりに葉巻を堪能した。葉巻が美味しかったというより、これはお月様のお力。
 再びベランダに出るとお月様は完全に雲の中に隠れていた。
 4本目。残4本。
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