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  源氏物語「葉」
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|TUR JUN 08|6 2/5 x 42|cigarOne|$215/25|重量:0(11.45g)|算出:+6|香味:+4|

 しばしばモンテを「青緑」と書いているが、これはふと「胡瓜」ではないかと思った。私は胡瓜が大嫌いである。だがこの胡瓜は悪くない。ただただ不思議な色の青空のような浮遊感があるのである。むろん別の惑星の青空という事になる。煙の温度も何故かひんやりと感じられる。
 この葉巻には革や土や木がないという宇宙的な場合が多々ある。勿論どれでもあるのだが、あまり葉っぱっぽくなく、勿論葉っぱだから葉っぱなのだが、全然関係ない芳香が常に空に溶け込んでいて宇宙的なのである。
 あまり青緑の味がしないNo.2とは大違い。No.5の濃さも感じ難いが、No.1が文字通りNo.1という気がする。No.3は試した事がなく、No.4は1と5の中間でしかない。1と5の中間は3なのかもしれないが。それにしても2には繊細な香気が欠けているように思えてならない。また1にはどことなく4よりも取っ付き難いところがあり、それは胡瓜かもしれない。
 今回の一本はたえなる甘さも乗っていた、青緑の空に浮かぶ雲が綿菓子と化したのではない、それこそ革や木や土が甘いかのようだった。こうした青緑と茶色の対照がいつも悦だったのかもしれない。
 残2センチになるとまことにえも言われぬ、それでいて何か言いたいような強い芳香を放つ。草のような、花のような草、茎ではなく草の先っぽから花が咲いている。そして魅力的な土壌の雰囲気。まめまめしき空。

 残二本。今5年弱だから、ちょうど6年目で無くなってしまう予想。日が経つにつれ美味しくなっていくようだった。しかもハズレがなくなって安定してくるような。同じボックスコードの物を千本も買って週に一本、二十年もすれば確実な事がわかるはずだが、そんな事をせずとも大体の経験で大体正しいのだとは思う。
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