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|TAU JUN 11|166mm x 52|シガーオンライン|$490/10|重量:+1( 17.43g)|算出:0|香味:+2|
三本目にして気付いたが、箱の右三本がオスクーロ寄りの黒さ。左の物と全然色が違い、右に惹かれたが、左の物を一本取る。約半年ぶり。熟成の妙味に期待して、今後は一年間隔にしようと思う。
最初からしばらくコイーバの味がしない。
巻きの関係にも因るのかもしれないが、思い切り吸うとちゃんとギャングが吸う葉巻の味になる(イメージ)。
熟成させた枯芝というような味である。にもかかわらず緑だった頃の記憶も宿している。強く吸うと強さとともにきちんとした味が出る。でなければELにありがちな水で薄めたようなふやけた葉巻のままである。
冒険でこのような調合にしているという感じがしないのは、どのELも似ているからだろう。この水で薄めたような葉っぱは何なのだろう。冒険なら許せるのだし、強く吸えば良いのだが。
その水はカスタードや香水で微かに色付いている。
岩が水に流れている、というと水流がとても強い土木流のようだが、清流で、岩はちゃんとした岩であり黒ずんでさえいる。中盤からどんどんコイーバらしくなってくる。やはり、シグロ6やロブストのようなまろやかなカフェオレタイプではなく、パナテラタイプのハードな味。ハードといえば最初からハードだったのだが、その外貌と中身の水に中身が加わってくる。苦みばしったカフェオレが加わってくるような。但し苦味はない。
吸い込みを加減しなければならないとしたら、ちょっとばかり上級者向きという事になるのかもしれない。だがせっかちな初心者向きともいえる。
特別美味しい葉巻という感じはまったくない。「良い酒は水に似る」と云うように、水っぽさに葉巻の高級感を感じうるなら私が間違えているのだが。
ところがカスタードに水という組み合わせが変ではあった。そんな変なものが美味しくならないわけがなかったのである。これは飲み物やケーキでは得難い魅力で、同時に花も咲く。ただこの美味しさは一瞬だけだった。
葉の味わいに、紅茶っぽさが出たりする。ダージリンの渋さを伴う。この美味しさも一瞬だけで、この葉巻は時々一口スプーンサイズで完結する葉巻なのである。
ハズレという感じではないし、おもしろくはある。
三種類ぐらいの一口が入れ替わり訪れる。もっともその間にそれぞれ物足りない二口三口が加わるのである。
黒岩にカフェオレ
水
水
カスタード水に花
水
焼き香水
水
紅茶に砂糖黍に焚火
水
水
という具合である。
残六センチぐらいで完全に衰える。水は終盤には弱く痛みやすい。雑味も水のように透き通っているのだが、瑕だらけの水晶である。
三本目にして気付いたが、箱の右三本がオスクーロ寄りの黒さ。左の物と全然色が違い、右に惹かれたが、左の物を一本取る。約半年ぶり。熟成の妙味に期待して、今後は一年間隔にしようと思う。
最初からしばらくコイーバの味がしない。
巻きの関係にも因るのかもしれないが、思い切り吸うとちゃんとギャングが吸う葉巻の味になる(イメージ)。
熟成させた枯芝というような味である。にもかかわらず緑だった頃の記憶も宿している。強く吸うと強さとともにきちんとした味が出る。でなければELにありがちな水で薄めたようなふやけた葉巻のままである。
冒険でこのような調合にしているという感じがしないのは、どのELも似ているからだろう。この水で薄めたような葉っぱは何なのだろう。冒険なら許せるのだし、強く吸えば良いのだが。
その水はカスタードや香水で微かに色付いている。
岩が水に流れている、というと水流がとても強い土木流のようだが、清流で、岩はちゃんとした岩であり黒ずんでさえいる。中盤からどんどんコイーバらしくなってくる。やはり、シグロ6やロブストのようなまろやかなカフェオレタイプではなく、パナテラタイプのハードな味。ハードといえば最初からハードだったのだが、その外貌と中身の水に中身が加わってくる。苦みばしったカフェオレが加わってくるような。但し苦味はない。
吸い込みを加減しなければならないとしたら、ちょっとばかり上級者向きという事になるのかもしれない。だがせっかちな初心者向きともいえる。
特別美味しい葉巻という感じはまったくない。「良い酒は水に似る」と云うように、水っぽさに葉巻の高級感を感じうるなら私が間違えているのだが。
ところがカスタードに水という組み合わせが変ではあった。そんな変なものが美味しくならないわけがなかったのである。これは飲み物やケーキでは得難い魅力で、同時に花も咲く。ただこの美味しさは一瞬だけだった。
葉の味わいに、紅茶っぽさが出たりする。ダージリンの渋さを伴う。この美味しさも一瞬だけで、この葉巻は時々一口スプーンサイズで完結する葉巻なのである。
ハズレという感じではないし、おもしろくはある。
三種類ぐらいの一口が入れ替わり訪れる。もっともその間にそれぞれ物足りない二口三口が加わるのである。
黒岩にカフェオレ
水
水
カスタード水に花
水
焼き香水
水
紅茶に砂糖黍に焚火
水
水
という具合である。
残六センチぐらいで完全に衰える。水は終盤には弱く痛みやすい。雑味も水のように透き通っているのだが、瑕だらけの水晶である。
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