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|5 1/8" x 52|seriouscigars|$16.50|重量:+1(14.92g)|算出:+5|香味:+4|
非常に火点きが悪い。まるで水を焼くが如く。紙巻煙草の先っぽに蛇玉が仕込まれている事もあるぐらいだから、先っぽが水である事もあるだろう。重量がコロンブスだから海水が混じったか。(後々まで何度も着火し直した。)
松茸をぱりっと硬く巻いたシナモン揚げパンのよう。確かにプーロドーロの味であり、magnificosは太さゆえ色々な葉を加えている気がしないではないが、「個体差」と「太さに因る吸い込み加減の変化に因る味わいの変化」のほうが大きいかもしれず、達人でなければ解析不能である。簡単に言ってしまうと「いつもよりも美味しいプーロドーロ」なのである。
ハバナに憧れて作られる非ハバナは沢山あるようだけれど、ドミニカンダビドフに憧れて作られる非ハバナというのはありそうもない、しかしこれは憧れるべきであるような非ハバナがめざした果ての味がする。ソファに寝そべって薫らせたらどんなに美味しいだろうと思うが、今は寝そべる時でない。いつか寝そべってみたいと思う。家がプラネタリウムになる事請合いなのである。
粉びきの葉のようなコク、煙の感触は茶色い抹茶で、抹茶の香味はない代わりにほうじ茶のような香味がある。簡単に言うと「ほうじ茶を抹茶のように挽いた」である。モノクロかセピア色のカレー屋のような香も。
途中からはっきりと出てくる辛味が超絶的に細かい。甘さも程よくあるし、香に傾きがちなダビドフにあって精妙なバランスを保って、時々カスタードが膨らんで旨味が出る、それがハバナのカスタードと違ってまったく諄くないのはダビドフの中でも群を抜く香辛料の強さのお陰だと思う。エキゾチックだが何処のエキゾか分からない、足場確かにして恍惚感が若干ある。星座はよほどスキゾ+パラノでなければ結びえなかったろうと思う。そうなのである、わたしは先程から少し宇宙を見てしまっている。
更にはっきりと甘くなる。カスタードが諄いほど濃くなる。だがどんなに諄くても諄くない。
此処から残6センチで一気に衰える。また復活するが、このダビドフにハバナのような終盤の荒さは要らない。要らないといってもなかなか美味しいままなのだから瑕を塞ぐ玉のままである。そしてハバナ以上のニコチン酔いを残して終了する。だが終了しない、まだ4センチもあるのである。後は気持ち悪さとの戦いであった。人によっては更に此処からが勝負なのかもしれないが、残三センチで負けてしまった。
直近のセレクションロブストスの三本と比べて大分煙に意識を持っていかれた。そのぶん安心感はなかった。
相変わらず灰は荒い。
正月の名残でかなり高級なパイナップル香の強い大吟醸酒を併せていて、それが功を奏したのか分からないが、振り子の美味しさだった気がする。
非常に火点きが悪い。まるで水を焼くが如く。紙巻煙草の先っぽに蛇玉が仕込まれている事もあるぐらいだから、先っぽが水である事もあるだろう。重量がコロンブスだから海水が混じったか。(後々まで何度も着火し直した。)
松茸をぱりっと硬く巻いたシナモン揚げパンのよう。確かにプーロドーロの味であり、magnificosは太さゆえ色々な葉を加えている気がしないではないが、「個体差」と「太さに因る吸い込み加減の変化に因る味わいの変化」のほうが大きいかもしれず、達人でなければ解析不能である。簡単に言ってしまうと「いつもよりも美味しいプーロドーロ」なのである。
ハバナに憧れて作られる非ハバナは沢山あるようだけれど、ドミニカンダビドフに憧れて作られる非ハバナというのはありそうもない、しかしこれは憧れるべきであるような非ハバナがめざした果ての味がする。ソファに寝そべって薫らせたらどんなに美味しいだろうと思うが、今は寝そべる時でない。いつか寝そべってみたいと思う。家がプラネタリウムになる事請合いなのである。
粉びきの葉のようなコク、煙の感触は茶色い抹茶で、抹茶の香味はない代わりにほうじ茶のような香味がある。簡単に言うと「ほうじ茶を抹茶のように挽いた」である。モノクロかセピア色のカレー屋のような香も。
途中からはっきりと出てくる辛味が超絶的に細かい。甘さも程よくあるし、香に傾きがちなダビドフにあって精妙なバランスを保って、時々カスタードが膨らんで旨味が出る、それがハバナのカスタードと違ってまったく諄くないのはダビドフの中でも群を抜く香辛料の強さのお陰だと思う。エキゾチックだが何処のエキゾか分からない、足場確かにして恍惚感が若干ある。星座はよほどスキゾ+パラノでなければ結びえなかったろうと思う。そうなのである、わたしは先程から少し宇宙を見てしまっている。
更にはっきりと甘くなる。カスタードが諄いほど濃くなる。だがどんなに諄くても諄くない。
此処から残6センチで一気に衰える。また復活するが、このダビドフにハバナのような終盤の荒さは要らない。要らないといってもなかなか美味しいままなのだから瑕を塞ぐ玉のままである。そしてハバナ以上のニコチン酔いを残して終了する。だが終了しない、まだ4センチもあるのである。後は気持ち悪さとの戦いであった。人によっては更に此処からが勝負なのかもしれないが、残三センチで負けてしまった。
直近のセレクションロブストスの三本と比べて大分煙に意識を持っていかれた。そのぶん安心感はなかった。
相変わらず灰は荒い。
正月の名残でかなり高級なパイナップル香の強い大吟醸酒を併せていて、それが功を奏したのか分からないが、振り子の美味しさだった気がする。
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