忍者ブログ

  源氏物語「葉」
++葉巻++シガー++レビュー++個人輸入++ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

|BME JUL 11|7 1/2 x 38|coh-hk|$215.90/25|重量:−1( 9.58g)|算出:−2|香味:0|

 PCを買い替えて、このブログが吃驚のデザインである事に気づき、デザインを微調整した。というか昔のPCの設定が良かったのかもしれない。コンピューターの事はよくわからない。どのPCをも私のPCに変えてしまう方法があれば良いのだが。私のPCでは今回の微調整で十分である。元々デザインというほどのデザインもないが、本業がデザイナーの人なら今回も許さないだろう。

 到着日に外れるとは珍しい。箱は素の杉箱で、全面にシールが貼られていない。蓋を開けると思いのほか細く、丸い。鮨詰めでない為、葉巻が四角く変形していない。高級品の位置づけだからなのか。

 一口目から洗剤がぷっと入ってきて、あからさまな洗剤はそれで収まるが、ラファエルゴンザレス・レイデルムンド・グロリアクバーナの荒野三兄弟に見るような乾いた荒野でポンコツの洗濯機を弄り回しているような感じである。三兄弟が文殊の知恵を失ったような、絞った雑巾が絞った形のまま乾いたような。少し塩味を感じるが、塩ほど信用できない物はない(一度塩を感じると1週間ぐらいはどの葉巻にも塩を感じるので)。どうも味覚を狂わせる起点となりうる葉巻らしい。ただ、モンテクリストらしき香味が、絹層雲のように遠いものの、見えなくはない。
 映画『バグダッド・カフェ』を思い出したりしてこの荒野に美化を計るのだが、実際、それでかなり美化される。洗濯機は家の外にあるべきだろう。
 あるいはクラシックNo.1に馴れすぎて、元々エスペシャルはこういう味わいだったかと思い直したが、やはりハズレだろう。しかしクラシックNo.1の場合はハズレても荒野の味はしなかった。エスペシャルは元々荒野の素質があるのかもしれない。
 遥か昔からモンテクリストで一番良いのはエスペシャルだと思っていたから、なかなか今後が心配になる結果だった。モンテクリストは元々旨味の多い物ではないと思うけれど、これはクラブ程度の薄い味わいだった。こんなドライシガーめいた乾きを三兄弟に寄り添わせてはいけない。これに比べればかんかん照りの三兄弟には雨の恵みが随分とある。これは曇っているのにいつまでも雨が降らないといった荒野である。
PR

忍者ブログ [PR]