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  源氏物語「葉」
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6 × 38|1001|$13.29|+2|+2|

 ダビドフ2と同サイズで価格もほぼ同じ。ダビドフ2の感動のせいか私にはこのサイズが最良ということになってしまっている。1001で心配していたこともあり、事前にダビドフ2のチューボに入れてヒュミドールで寝かせるという良いのか悪いのかよくわからない念の入れよう。良かったのかわからないが結果は1001モノにしては申し分なく、乾いた土がしっとりしたようなコクがある。非常に純朴な葉巻のコク。この程度でも仕方がないな、十分これでも美味しいじゃない、と思っていると、少しミルクがかったコクが段々強まる。無くても良かったが甘味まで出てくる。灰も完全な縞馬で美しい。次の日に部屋を掃除する予定なのであえて灰を落とさずにいると四センチほどでほろりと床に落ちた。やはり減りは早い。この吸い尽くされながら枯れる花のような植物的な都合の良い哀惜に、吸い終わった後にあと1センチ長ければ、という物足りなさが加わればこそこのサイズの醍醐味を味わったことになる。
 豚小屋の風味がなくはないが、少ししか気にならない。少し気になる。美味しい葉巻に付き物のしみったれた小便臭さもある。柔らかいミディアム。いかにもミディアムなミディアムで、いかにもミディアムなミディアムということは私には何もかもが丁度良いということなのだろう。終盤、白粉のような香り。白粉には香料がはいっていそうだが、きめ細かい粉のような柔らかさが香っている。
 購入歴20本程度の経験にしては1001に否定的すぎるかもしれないが、別の店で買えばもっと美味しいような気がする。コクや甘味は序盤の終盤で強まって頭打ちだったが、それでも腹八分目みたいな十分だった。過密さでは疎ら。残り四センチほどで急激に不味くなった。ところが最後の最後にべっこう飴のような香ばしさと甘さが出る。消える前のなんたらのように。
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