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|EMA OCT 07 (19444/20000)|5.5 x 50|coh-hk|$198/10|重量:0|算出:+7|香味:+5|
おそらくロバイナの葉はハバナでもっともカカオに近い。その甘味のないコク深い葉が、調理前の完成した食材のように燃えている。出でがちである「揮発性の木」も出ず、高音域が欠落している。
その主役に草花が加わり、あの筆舌を尽くした「不思議な甘味」に整えられていく。静かで上品だが、静かさが濃く感じさせる。
みっちり巻かれているものの通りが良く、煙も豊富。灰も落ちにくい。花の香りはかなり甘く吹くことがある。
四本目にしてレヒオナルの上端を味わい得た気がする。過去三本も不味くなかったが、枯れているかとは思っていたところ、枯れているのではなく静かなだけである。
静かだが、葉の葉らしい香ばしさとコクが根っからの濃さなので、葉巻を燻らせている気分になりきれる。煙を超える粘性などは出ないが、旨味の欠落を感じない。完璧なバランスというものだが、羽の生えたバランスではなく、三つ目が二つ目に落ち着き、やっと人間になれたという味わいである。
一貫して雑味が無くロバイナっぽいので、腹も立たずに次第に飽きて、もっとスモールサイズで良かった気がしなくもない。しかししつこく根本まで惜しませる淡さがある。ドラキュラのように最後の一滴まで人間の血を吸わせるらしい。
粉挽きの葉のコクが無ければ、お菓子っぽくもある。
葉巻全体がなかなか当たらない事実が嫌というほどわかってきたので、一年前頃から採点が甘くなり、今やますます甘くなり、1点余計に加算している気がするが、兎に角+5。
正月はDavidoff grand cru No.5がハズレて、Davidoff millennium petit coronasがハズレた。どうしようもない。ダビドフよりもレヒオナルの方がアタリ易いのかもしれない。
おそらくロバイナの葉はハバナでもっともカカオに近い。その甘味のないコク深い葉が、調理前の完成した食材のように燃えている。出でがちである「揮発性の木」も出ず、高音域が欠落している。
その主役に草花が加わり、あの筆舌を尽くした「不思議な甘味」に整えられていく。静かで上品だが、静かさが濃く感じさせる。
みっちり巻かれているものの通りが良く、煙も豊富。灰も落ちにくい。花の香りはかなり甘く吹くことがある。
四本目にしてレヒオナルの上端を味わい得た気がする。過去三本も不味くなかったが、枯れているかとは思っていたところ、枯れているのではなく静かなだけである。
静かだが、葉の葉らしい香ばしさとコクが根っからの濃さなので、葉巻を燻らせている気分になりきれる。煙を超える粘性などは出ないが、旨味の欠落を感じない。完璧なバランスというものだが、羽の生えたバランスではなく、三つ目が二つ目に落ち着き、やっと人間になれたという味わいである。
一貫して雑味が無くロバイナっぽいので、腹も立たずに次第に飽きて、もっとスモールサイズで良かった気がしなくもない。しかししつこく根本まで惜しませる淡さがある。ドラキュラのように最後の一滴まで人間の血を吸わせるらしい。
粉挽きの葉のコクが無ければ、お菓子っぽくもある。
葉巻全体がなかなか当たらない事実が嫌というほどわかってきたので、一年前頃から採点が甘くなり、今やますます甘くなり、1点余計に加算している気がするが、兎に角+5。
正月はDavidoff grand cru No.5がハズレて、Davidoff millennium petit coronasがハズレた。どうしようもない。ダビドフよりもレヒオナルの方がアタリ易いのかもしれない。
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