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  源氏物語「葉」
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|7 1/2 x 38|NextCigar|$168/10|重量:+1|算出:+5|香味:+4|

 羽毛の粉だった。柔らかさや軽さや優しさが極北に至り、冬に温かい。しかもその柔らかさや軽さや優しさが葉の香ばしさそのものである不思議。水のように純粋な葉に、ときどき松茸などを思い出すぐらいで、香味が変化したり他の香味が加わったりしない。「ダビドフに似ている」と沢山書いてきたけれど、ダビドフに似ているのはダビドフだけのよう。この序盤だけで十分で、次の一本もまた序盤は水であってほしいと思う。
 つまり木犀やバターが加わって、煩くはならないのだが、水を覆ってしまう。トリニダッドに似た杉もややあるか。
 コクはすっかり凪いでいるのだが、終盤では狂おしいほどの甘い匂いとスパイスが利いてくる。甘い匂いと同時にスパイスが利くのでまったく甘ったるくない。このスパイスの美味しい事といったら比類がない。
 しかし、葉っぱから羽毛が出るとは思っていたが、本当に出るとは思わなかった。

 初回のNo.2ほどの感動は結局永久に得られそうにないものの、爾後のNo.2の十数本よりもこのNo.1のほうがその記憶に近い。かつてNo.1を一度だけ試した()が、あれはハズレだった。ダビドフだからハズレない、という事はなく、当りのダビドフというものを待ちうるのである。今回のこれが標準だとして。
 ドローも美しく、灰のリングも美しい。「ドローの美」ってなんだか良い。ラギート1でのみドローは美しくなる。

 nextcigarではミレニアムロンズデールで酷い目に遭って()いるのだが、$40引きのクーポンに負けたのだった。$250以上買って$40引きなので、この箱の価格$200から$32引いて$168の計算にした。アメリカで買う価格と差はないが、送料が無料なのでこちらのほうが安くはなる。
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