忍者ブログ

  源氏物語「葉」
++葉巻++シガー++レビュー++個人輸入++ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

|4 x 30|NextCigar|$21.25/10|重量:−1|算出:+5|香味:+3|

 八本吸ってみて最初の一本は美味しかったものの他は不味かったのだが、今回久しぶりに九本目を手に取ったら美味しかった。ドメインと同じ傾向。
 大雑把にいうと「プリトス・ドメインがダビドフ風」で「プリトス・クラシックがハバナ風」なのは変わりない。クラシックをハバナ風といってもハバナよりはダビドフに近い味がする。鰹節のような木が絶妙に朽ちて、レイデルムンド寄りのダビドフという感じの、乾いた荒野で強風に舞った土煙が目や鼻に入るような、それでいてかなり甘くて美味しいような味わい。荒野なのだが、どことなく緑も生えている。乾いているのに爽やかで、旨味も足りなくない。
 こんなものが丁寧に巨大化されたらと思うとアヴォの大物に目が行ってしまうし、本当にそんな巨大化が起こればダビドフの消費量を大分減らせるかもしれない。こんな小さいものは寝かしたくないが、寝かせて美味しくなるようなのだから仕方がない。買ってしまったら寝かせるべし。(前回の消すべき酷評記事は一応とっておくけれど、今回のが本領だと思う。)
 最終盤ではパルタガスのように芋と花との甘くて美味い混淆が見られる。葉の枯淡らしさも。ドメインも最終盤には芋の旨味が出てきたが、他の香味に因るのかこちらの芋の方が美味しく纏まった料理のよう。
 ヒューガルデン缶は小麦ビールの中でもかなり淡白で、ビールか発泡酒かといえば発泡酒っぽいのだが、この葉巻に良く合う。そういえばルシタニアスの時も小麦ビールを呑んでいた。
PR

忍者ブログ [PR]