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  源氏物語「葉」
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4 3/4 x 50|Cigars of Cuba|≒$11|0|+1|

 初のオープンシリーズ。火を点けずに吸っているとヨモギや桜葉の香味が広がる。吸い込みは良好、少し軽すぎるかもしれない。ミディアムで辛い。序盤から唐突に意外な芳香がする。干して乾燥したタオルのような、洗剤名は不明だがクリーニング屋にも似たドライな芳香で、太陽ではない。少しするとその靄が晴れて他人の風呂上がりのような強い香りになる、シャンプー名は不明。あるいはバスクリン、しっかりと思い出せないが、何かの花だと思う。煙の向こうは湯気だった。
 旨味は甘味が微かに漂う程度で舌に残るものはない。辛さは消えて、軽やかな芳香になっている。弱めのミディアムというか強めのライト。調子に乗ってダビドフと同じように副流煙を吸い寄せ過ぎると鼻が少し痛くなる。
 バンドはなるべく取り外してから吸うようにしているのだが、二重のバンドを観ていたくてそのまま着火したせいで、さてバンドを取りはずそうかと思ったら緑色の方のバンドがラッパーに貼り付いていた。葉巻の作りは非の打ち所がない。美味しい葉巻を吸うとつまらない記憶を喚起しないで済む。(今日音楽学者の話を聞いていて、つまらない音楽についてキレイゴトを書いてしまうというよくある話について、つまらないのを否定するのが嫌だったら自分のつまらない記憶でも書けば良いじゃないかと思っていたところだった。)
 他のモンテクリストに求めうる香味はほぼなかった。あるにはあるが、土とか木とか革とかがだいぶ遠景に退いている。



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 やはり風呂場の香料のような香り。吸い込みがスカスカで煙量が無駄に豊富。軽いはずだが、煙の多さでかミディアム近くなっている。2センチぐらい進むと甘味が出てきた。久しぶりに葉巻から甘味が出た。葉巻から甘味が出るとどうしてこうも美味しく感じてしまうのだろう。その甘味も薄らとしているが、煙の量に乗って充満している。
 最後の最後に無くなるまでは少しピリピリ辛い。ピリ辛が苦手な人はラストが美味しく感じるかもしれない。確実にモンテクリストでもあるのだが、兎に角薄い。薄さと風呂場がマッチしているのかもしれないが、他のモンテクリストの方が遥かに美味しいと誰もが言いそう。最後まで雑味も出ないし、これはこれで完成度が高いと思うので、案外懐かしくなって五年後に1本買ってしまう。今1本だけ買って五年後に吸うのもいいかもしれない。美味しい葉巻ほどのものではないが、不味い葉巻よりは遥かに美味しいのである。オープンシリーズはどれも似て非なる味がするが、使い勝手が良いとしたら、どれも不味い葉巻の後の口直しなのである。緊張感のあるフルボディ葉巻の後にも良い。フレッシュではなくリフレッシュなのだろう、そうだろう。そもそも葉巻がフレッシュであるはずがない。葉巻に口があったら、せめて髭を剃ってから吸ってほしそう。
 そもそもフレッシュというのはすべてリフレッシュなのであり、葉巻がフレッシュだったらどの葉巻もフレッシュだということになってしまう。哲学的にはその通りでどの葉巻もフレッシュ且つリフレッシュなのだろうが、この葉巻はフレッシュではないリフレッシュなのである。
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