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|6 1/10 x 52|cigarOne|$10|+4|+3|
なんだか何も言うことはない。渋くて甘い。ルービンシュタインのピアノを聴いているような。あまり好きなピアニストではないけれど。
百年前の葉巻を彷彿させるというか、酒でいえば本醸造。昔はトリニダッドのような大吟醸はなかっただろうと思う。精米歩合の差こそ露だが、トリニダッドはこれをこそ磨いたものである気がする。
ディプロマティコスは二番だけが廃止されずに残るのだが、消すに消せない凄さがあるのかもしれない。磨くべきというより、むしろ最後に行き着いて、「昔はよかったなぁ」と振返ると同時に不可知な時代の隔たりに思考を廻らせる手の深いものなのかもしれない。
パルタガスのような鈍重さもないが、とって付けたような味が一切しない。私は誘惑されやすい現代人なので現時点では+3、というか永遠に+3の重鎮なのではないかと思う。
中盤で素朴な旨味と香ばしさが絶頂に達し、終盤では熟れた甘い花が濃い。始終辛味をともなうところがかえって凄かった。
なんだか何も言うことはない。渋くて甘い。ルービンシュタインのピアノを聴いているような。あまり好きなピアニストではないけれど。
百年前の葉巻を彷彿させるというか、酒でいえば本醸造。昔はトリニダッドのような大吟醸はなかっただろうと思う。精米歩合の差こそ露だが、トリニダッドはこれをこそ磨いたものである気がする。
ディプロマティコスは二番だけが廃止されずに残るのだが、消すに消せない凄さがあるのかもしれない。磨くべきというより、むしろ最後に行き着いて、「昔はよかったなぁ」と振返ると同時に不可知な時代の隔たりに思考を廻らせる手の深いものなのかもしれない。
パルタガスのような鈍重さもないが、とって付けたような味が一切しない。私は誘惑されやすい現代人なので現時点では+3、というか永遠に+3の重鎮なのではないかと思う。
中盤で素朴な旨味と香ばしさが絶頂に達し、終盤では熟れた甘い花が濃い。始終辛味をともなうところがかえって凄かった。
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