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  源氏物語「葉」
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2.5 gram|Cigars of Cuba|$7/5|+3|+2|

 最初から面倒臭い話だが、20%引きで9$を7$で買った。

 パルタガスプリトス(=チコ)にもロメオプリトスにも似ている。ブランド内での近似以上に「プリトス味」という味があるような。あまり記憶にないのだが、パルタガスプリトスはロメオプリトスにかなり似ていたと思う。モンテプリトスはそれほどまでには似ていず、モンテの個性はプリトスでもかなり強く感じる。
 モンテクラブ特有の柔らかさや円さがなくて、油を効かせたような旨さがある。モンテクラブがコイーバクラブ化したというか、コイーバクラブのように辛くて強い。コイーバクラブのように香ばしさが跳ね上がっているし、咽にくる。
 モンテクラブの方がコイーバクイラブよりも好きだけれど、よりコイーバクラブに近いモンテプリトスの方がモンテクラブよりも美味しい気がする。モンテクラブの優しさはシガリロらしくないが、モンテプリトスは良くも悪くもシガリロっぽい。これが駄目なら次にはもうホイタスしかない。でもホイタスにない良さが十分ある気がする。プリトス以下でなければ感じられない濃密さと荒々しさが。
 ちゃんと「花」と「ピーナッツの皮」を擂鉢で練り込んだ味がするし、コイーバクラブとモンテクラブのどちらが好きか迷える優柔不断な人にはモンテプリトスが最良の選択になりそう。
 あんまり甘美な見解を示していると何故だかロングフィラーのように変化する。思い込みに過ぎないとは思うけれど、ショートフィラーなのにヘッドとフットとで詰める葉を変えているような気までする。

 辛くて濃くて強いのでボディントンのパブエールがよく合った。けっこうノッペラなビールだけれど、荒さをほどよく洗い流してくれるというか、葉巻がかえってエールビールのささやかな花を引き立てる。安い日本酒も合う。プリトスらしく何でも合うのかもしれない。面倒臭く二重三角関係じみているけれど、モンテクラブがモンテプリトスだったらわかりやすかったのかもしれない。思い出すと「プリトス味」というのをすっかり忘れていて、パルタガスやロメオのプリトスはどうでもよくなってしまった。
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