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  源氏物語「葉」
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 美味しいが、先日のエスキシトスほどではない。コイーバっぽさ、葉巻っぽい感動、こういう比喩し難い要素の濃密さで劣る。けれどふわっとした甘味が強く、細長さも頼もしい。やや草っぽいか、しかし草だと思わなければまったく草らしくない。草だと思うとむしろ焦茶色の、焙煎したものの香味を感じてしまう。ただ珈琲とも何とも言い難い。若干苦味がある。
 細いモノに特有の味わいがある、私の口にいわせると「薄荷粉」という事になってしまうのだが、それがコイーバの岩味か鞣革に包まれている。不味いわけがなく、とんでもなく美味しいと思うのだが、あまり感動していない。少しささくれているからだろうか。
 序盤を少し過ぎると全体がふわっとしたまま濃厚な雰囲気になってくる。しかも岩味を維持している。岩から花が咲くというほどには至らず、棚引いてしまう。
 バターはある境界でハチミツに変わるのか、バターっぽいハチミツの香り。柔らかなハチミツであってまったくバターではないとも。草花っぽさがバターをハチミツに変えているのか。
 コイーバにはどうしてか濃厚さを求めてしまうのでこれならダビドフを選ぶなぁ。同サイズのダビドフNo.1で失敗しているけれど、あれはたまたまハズレただけだと思うし。ダビドフでまた失敗すればこれに戻ってくるのだろう。その内両方箱で買ってじっくり比べてしまうかもしれないが、その前にモンテクリストエスペシャルがある。
 と今後のふいになりやすい計画を虚妄していたら岩から花が咲き始めた。甘くて芳しい。その後、茎めく粘土っぽさが差したり引いたりして末長さを感じさせながら終了。まあまあというところだが、値段を考えたら恐ろしくなった。
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