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5 1/8 x 42|Cigars of Cuba|$64/10|+5|+3|
1001で買って得をした事がある(◉)が、改めて10本入りボックスを買ってみて二ヶ月で吸い切った。動機も結果も前回のロメオのミルフルール(◉)とほとんど同じ。三週間目に吸ったものが一等美味しく、他は少し美味しいぐらい。全体的にミルフルールよりも好みだった。
バンドがどれも箱に糊付けされていて取り出し難い。わざと糊で固定しているのだろうか。糊がはみ出てしまったのだろうか。
調子が良い時のこの葉巻は私を喜ばせて何の得があるのかと訝しくなるほどで、革とカカオ粉と土煙と金木犀とバターとスパイスと少しの砂糖と微かに豚臭い旨味とが渾然一体となって訳のわからない華やかなコクマロの美味しさを構成するのであった。他の調子の良かった葉巻銘柄に比べると、コイーバやパンチと同等の粉っぽい旨味にモンテクリストらしい花らしさが支配していて、しかもうらぶれて雑多。都会の賑やかなところの路地裏に住む少女の隣に住むオジさんが吸うような愉しい味わい。
雑多な目眩の内での変化に富み、時々少女に話し掛けられるような花やぎや、少女の母親に御裾分けされるおはぎめいた味わいが突出する事がある。得体の知れないおばさんのおはぎなど食べたくもないが、あの少女の母親のおはぎなら毒の代わりに砂糖が入っているのだろう。
ハズレても不味過ぎることがない。恥ずかしげな形容をすれば葉巻のスパゲティのジェノベーゼ(私は三日だけジェノバで暮らしたことがある)であり葉巻のポロネーズでもある。時間の移ろわない夜にこういう恥ずかしげなことを想像して楽しんでしまったのだった。ジェノバに少女がいれば、私はいなくてもよいかも知れない。自虐的になるほどの美味しさなのである。ちなみに、こういう妄想は一度きりである。他は何も考えずに吸い切った。
どれも平均以上には美味しいし、特別高くもないし、味にばらつきがあるので、五百本あっても飽きそうにない。冬なら昼、夏なら夜に吸いたい。
1001で買って得をした事がある(◉)が、改めて10本入りボックスを買ってみて二ヶ月で吸い切った。動機も結果も前回のロメオのミルフルール(◉)とほとんど同じ。三週間目に吸ったものが一等美味しく、他は少し美味しいぐらい。全体的にミルフルールよりも好みだった。
バンドがどれも箱に糊付けされていて取り出し難い。わざと糊で固定しているのだろうか。糊がはみ出てしまったのだろうか。
調子が良い時のこの葉巻は私を喜ばせて何の得があるのかと訝しくなるほどで、革とカカオ粉と土煙と金木犀とバターとスパイスと少しの砂糖と微かに豚臭い旨味とが渾然一体となって訳のわからない華やかなコクマロの美味しさを構成するのであった。他の調子の良かった葉巻銘柄に比べると、コイーバやパンチと同等の粉っぽい旨味にモンテクリストらしい花らしさが支配していて、しかもうらぶれて雑多。都会の賑やかなところの路地裏に住む少女の隣に住むオジさんが吸うような愉しい味わい。
雑多な目眩の内での変化に富み、時々少女に話し掛けられるような花やぎや、少女の母親に御裾分けされるおはぎめいた味わいが突出する事がある。得体の知れないおばさんのおはぎなど食べたくもないが、あの少女の母親のおはぎなら毒の代わりに砂糖が入っているのだろう。
ハズレても不味過ぎることがない。恥ずかしげな形容をすれば葉巻のスパゲティのジェノベーゼ(私は三日だけジェノバで暮らしたことがある)であり葉巻のポロネーズでもある。時間の移ろわない夜にこういう恥ずかしげなことを想像して楽しんでしまったのだった。ジェノバに少女がいれば、私はいなくてもよいかも知れない。自虐的になるほどの美味しさなのである。ちなみに、こういう妄想は一度きりである。他は何も考えずに吸い切った。
どれも平均以上には美味しいし、特別高くもないし、味にばらつきがあるので、五百本あっても飽きそうにない。冬なら昼、夏なら夜に吸いたい。
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