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5 7/8 x 54|Cigars of Cuba|≒$13|0|+1|
薄い葉巻という感じで、薄いが本格的。風が家の中に庭の緑を運んでくるような。味わえば色々な香りが出てきそうだけれど、特別美味しいわけでもないので新聞でも読んでいた方がよさそう。オープンシリーズでは一番新聞に合うかもしれない。新聞の香りがするからだろうか、朝刊が懐かしくなる。休日の朝刊にぴったり。(関係あるのかわからないが、筆者は新聞は読まない。他人事。)朝の香りとして家に家族に染み渡りそう。けっこう高くつくし香味が薄いが、良い葉巻に思えた。部屋中が臭くなく優しい葉巻の香りに包まれる。ただ吸っている本人にはさほどおもしろくもなく、家族の方が楽しめそう。(筆者には家族はいない)
読んだことのない新聞の味がするだけで、余計な味は一切しないのかもしれない。口径が広いのは苦手なのだが、オープンシリーズの薄さが広さで補われているのか、かえってこじんまりと香った。イーグルが一番良いかもしれない。
5 7/8 x 54|Cigars of Cuba|≒$13|−3|−1|
オープンをそれぞれ二本ずつ試してみたところ、二周目はイーグルが一番不味かった。香りがキウイだか銀紙だかを噛んだように脳髄に凍みるタイプで、他にも色々な香りがあるのだがバラけていて、色々といってもどれも鼻につく。たまに美味しい香りが吹くけれど、ほんのたまに。酸っぱいドライフルーツと味の抜けたキューバシガーとの中間のような味。
強くて不味い葉巻の後の口直しに良いのは小さいジュニオールだけれど、そのものを楽しむならレガータ、安全策ならマスターかなぁ。イーグルは一番使い道がない。
薄い葉巻という感じで、薄いが本格的。風が家の中に庭の緑を運んでくるような。味わえば色々な香りが出てきそうだけれど、特別美味しいわけでもないので新聞でも読んでいた方がよさそう。オープンシリーズでは一番新聞に合うかもしれない。新聞の香りがするからだろうか、朝刊が懐かしくなる。休日の朝刊にぴったり。(関係あるのかわからないが、筆者は新聞は読まない。他人事。)朝の香りとして家に家族に染み渡りそう。けっこう高くつくし香味が薄いが、良い葉巻に思えた。部屋中が臭くなく優しい葉巻の香りに包まれる。ただ吸っている本人にはさほどおもしろくもなく、家族の方が楽しめそう。(筆者には家族はいない)
読んだことのない新聞の味がするだけで、余計な味は一切しないのかもしれない。口径が広いのは苦手なのだが、オープンシリーズの薄さが広さで補われているのか、かえってこじんまりと香った。イーグルが一番良いかもしれない。
5 7/8 x 54|Cigars of Cuba|≒$13|−3|−1|
オープンをそれぞれ二本ずつ試してみたところ、二周目はイーグルが一番不味かった。香りがキウイだか銀紙だかを噛んだように脳髄に凍みるタイプで、他にも色々な香りがあるのだがバラけていて、色々といってもどれも鼻につく。たまに美味しい香りが吹くけれど、ほんのたまに。酸っぱいドライフルーツと味の抜けたキューバシガーとの中間のような味。
強くて不味い葉巻の後の口直しに良いのは小さいジュニオールだけれど、そのものを楽しむならレガータ、安全策ならマスターかなぁ。イーグルは一番使い道がない。
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4 1/3 x 38|Cigars of Cuba|≒$7|−2|0|
点数は同じだけれどレガータよりも短いし安いぶん、苦が少ない。ラッパーには微かな和毛。最初に歯にしみるようなキウイのような緊張する味がする。頭痛系にも近い。それからクリーニング屋。微かに頭に響くもののレガータよりもマスター寄り。どんどん落ち着いてきてハバナらしくなるのだが、随分ほんわかしている。下手なテニスプレーヤーのように爽やか。やはりシャンプーのような香りもある。旨味はほとんど無いが、苦ではない。塩も砂糖も不要な料理というか生野菜。特別美味しいわけではない野菜。残り3分の1ぐらいで飽きる、と思ったら、既に味が無くなっていた。不味くはないけどなんだかどうでもよい葉巻。
4 1/3 x 38|Cigars of Cuba|≒$7|+2|+2|
酷いフルボディシガー(◆Arturo Fuente double chateau fuente Maduro◆)の次に吸ったからか、特別美味しいわけではないのに非常に美味しく感じられる。キューバ産らしい基本的な風味に、い草などの苅られて乾燥した草が生暖かくそよいでいる。不味い葉巻の後の口直しに優しい。味は薄いが有り難いほど丁寧なのである。直前のフルボディが強すぎたので尚更この上質の薄さが只管優しく感じられる。春。
どちらかといえば春は暗いものだけれど、これは明るい。畳も夏の涼しさには至っていない。ただ夏への植物的な期待がある。フルボディに疲れた時の軽さや優しさの為だけに重宝するかもしれないという気がしてきた。嫌なフルボディに当たらなければ不要なのかもしれないけれど、口直しサイズとして小柄なサイズも申し分ない。これで安らかに眠れる。終盤、微かに水彩絵具の風味がした。
点数は同じだけれどレガータよりも短いし安いぶん、苦が少ない。ラッパーには微かな和毛。最初に歯にしみるようなキウイのような緊張する味がする。頭痛系にも近い。それからクリーニング屋。微かに頭に響くもののレガータよりもマスター寄り。どんどん落ち着いてきてハバナらしくなるのだが、随分ほんわかしている。下手なテニスプレーヤーのように爽やか。やはりシャンプーのような香りもある。旨味はほとんど無いが、苦ではない。塩も砂糖も不要な料理というか生野菜。特別美味しいわけではない野菜。残り3分の1ぐらいで飽きる、と思ったら、既に味が無くなっていた。不味くはないけどなんだかどうでもよい葉巻。
4 1/3 x 38|Cigars of Cuba|≒$7|+2|+2|
酷いフルボディシガー(◆Arturo Fuente double chateau fuente Maduro◆)の次に吸ったからか、特別美味しいわけではないのに非常に美味しく感じられる。キューバ産らしい基本的な風味に、い草などの苅られて乾燥した草が生暖かくそよいでいる。不味い葉巻の後の口直しに優しい。味は薄いが有り難いほど丁寧なのである。直前のフルボディが強すぎたので尚更この上質の薄さが只管優しく感じられる。春。
どちらかといえば春は暗いものだけれど、これは明るい。畳も夏の涼しさには至っていない。ただ夏への植物的な期待がある。フルボディに疲れた時の軽さや優しさの為だけに重宝するかもしれないという気がしてきた。嫌なフルボディに当たらなければ不要なのかもしれないけれど、口直しサイズとして小柄なサイズも申し分ない。これで安らかに眠れる。終盤、微かに水彩絵具の風味がした。
5 1/3 x 46|Cigars of Cuba|≒$9|−2|0|
マスターと違って平凡。風邪をひいた時にも似た辛い平凡さ。この香りのものは葉巻の30%ぐらいを占めそうで、これだけで私は大量の葉巻が嫌いということになりそう。吸口から黒い汁が出てきている、これ、稀にあるけれど何なのだろうか。吸い込みも汁のせいで悪くなるし、拭いても止めどなく溢れている。葉巻の旨味成分とかだったら良いけれど、焼けた虫の汁のような気がどうしてもしてしまう。ニコチンエキスだったら毒だし、こまめに拭き取らなければならない。中盤になると頭痛が和らいでハバナの温風のような香りが目立ってくる。しかし鄙びた温風で、寂しい感じがする。香りは柔らかくて弱い。少し臭い小屋のような風情。甘味はなく、少ししみったれた良い味もする。最後には頭痛がほぼ完治するが、終始ライトというか、薄い。切口は6ミリ口径にしたが、若干煙が少ないし難はあるものの吸い込みはトルペド形としてはほぼ完璧だった。
5 1/3 x 46|Cigars of Cuba|≒$9|+4|+3|
薄いけれど、やっぱりモンテクリストの味は旨いのだなぁとしみじみ思う。オープンシリーズはスカスカ目なので小さめにカットしたのも良かったのかもしれない。ラッパーが全体的に内出血したみたいになっているし、一回目と味が全然違う。何度吸ってみても薄いけれど、純度の高いハバナの味。ハバナが何味なのかわからないあのハバナそのものという感じで、薄さでも和らげられて、むしろ薄さによる恍惚がある。とはいっても目が眩むのではなく葉が雲のように棚引くような、気がほどよく遠くなるような類の。マスターにあったような風呂場の香料のような香味は無いが、同じく葉巻に疲れた時があれば重宝する。色々な葉巻を出し惜しみなく揃えられる金持ちならこれは当然常備しているだろう。これで書き終えようとしていたら、突然金木犀が香った。紛う方なく秋のように凛烈に。真冬なのに外から香ってきているのだろうか。
マスターと違って平凡。風邪をひいた時にも似た辛い平凡さ。この香りのものは葉巻の30%ぐらいを占めそうで、これだけで私は大量の葉巻が嫌いということになりそう。吸口から黒い汁が出てきている、これ、稀にあるけれど何なのだろうか。吸い込みも汁のせいで悪くなるし、拭いても止めどなく溢れている。葉巻の旨味成分とかだったら良いけれど、焼けた虫の汁のような気がどうしてもしてしまう。ニコチンエキスだったら毒だし、こまめに拭き取らなければならない。中盤になると頭痛が和らいでハバナの温風のような香りが目立ってくる。しかし鄙びた温風で、寂しい感じがする。香りは柔らかくて弱い。少し臭い小屋のような風情。甘味はなく、少ししみったれた良い味もする。最後には頭痛がほぼ完治するが、終始ライトというか、薄い。切口は6ミリ口径にしたが、若干煙が少ないし難はあるものの吸い込みはトルペド形としてはほぼ完璧だった。
5 1/3 x 46|Cigars of Cuba|≒$9|+4|+3|
薄いけれど、やっぱりモンテクリストの味は旨いのだなぁとしみじみ思う。オープンシリーズはスカスカ目なので小さめにカットしたのも良かったのかもしれない。ラッパーが全体的に内出血したみたいになっているし、一回目と味が全然違う。何度吸ってみても薄いけれど、純度の高いハバナの味。ハバナが何味なのかわからないあのハバナそのものという感じで、薄さでも和らげられて、むしろ薄さによる恍惚がある。とはいっても目が眩むのではなく葉が雲のように棚引くような、気がほどよく遠くなるような類の。マスターにあったような風呂場の香料のような香味は無いが、同じく葉巻に疲れた時があれば重宝する。色々な葉巻を出し惜しみなく揃えられる金持ちならこれは当然常備しているだろう。これで書き終えようとしていたら、突然金木犀が香った。紛う方なく秋のように凛烈に。真冬なのに外から香ってきているのだろうか。
4 3/4 x 50|Cigars of Cuba|≒$11|0|+1|
初のオープンシリーズ。火を点けずに吸っているとヨモギや桜葉の香味が広がる。吸い込みは良好、少し軽すぎるかもしれない。ミディアムで辛い。序盤から唐突に意外な芳香がする。干して乾燥したタオルのような、洗剤名は不明だがクリーニング屋にも似たドライな芳香で、太陽ではない。少しするとその靄が晴れて他人の風呂上がりのような強い香りになる、シャンプー名は不明。あるいはバスクリン、しっかりと思い出せないが、何かの花だと思う。煙の向こうは湯気だった。
旨味は甘味が微かに漂う程度で舌に残るものはない。辛さは消えて、軽やかな芳香になっている。弱めのミディアムというか強めのライト。調子に乗ってダビドフと同じように副流煙を吸い寄せ過ぎると鼻が少し痛くなる。
バンドはなるべく取り外してから吸うようにしているのだが、二重のバンドを観ていたくてそのまま着火したせいで、さてバンドを取りはずそうかと思ったら緑色の方のバンドがラッパーに貼り付いていた。葉巻の作りは非の打ち所がない。美味しい葉巻を吸うとつまらない記憶を喚起しないで済む。(今日音楽学者の話を聞いていて、つまらない音楽についてキレイゴトを書いてしまうというよくある話について、つまらないのを否定するのが嫌だったら自分のつまらない記憶でも書けば良いじゃないかと思っていたところだった。)
他のモンテクリストに求めうる香味はほぼなかった。あるにはあるが、土とか木とか革とかがだいぶ遠景に退いている。
4 3/4 x 50|Cigars of Cuba|≒$11|0|+1|
やはり風呂場の香料のような香り。吸い込みがスカスカで煙量が無駄に豊富。軽いはずだが、煙の多さでかミディアム近くなっている。2センチぐらい進むと甘味が出てきた。久しぶりに葉巻から甘味が出た。葉巻から甘味が出るとどうしてこうも美味しく感じてしまうのだろう。その甘味も薄らとしているが、煙の量に乗って充満している。
最後の最後に無くなるまでは少しピリピリ辛い。ピリ辛が苦手な人はラストが美味しく感じるかもしれない。確実にモンテクリストでもあるのだが、兎に角薄い。薄さと風呂場がマッチしているのかもしれないが、他のモンテクリストの方が遥かに美味しいと誰もが言いそう。最後まで雑味も出ないし、これはこれで完成度が高いと思うので、案外懐かしくなって五年後に1本買ってしまう。今1本だけ買って五年後に吸うのもいいかもしれない。美味しい葉巻ほどのものではないが、不味い葉巻よりは遥かに美味しいのである。オープンシリーズはどれも似て非なる味がするが、使い勝手が良いとしたら、どれも不味い葉巻の後の口直しなのである。緊張感のあるフルボディ葉巻の後にも良い。フレッシュではなくリフレッシュなのだろう、そうだろう。そもそも葉巻がフレッシュであるはずがない。葉巻に口があったら、せめて髭を剃ってから吸ってほしそう。
そもそもフレッシュというのはすべてリフレッシュなのであり、葉巻がフレッシュだったらどの葉巻もフレッシュだということになってしまう。哲学的にはその通りでどの葉巻もフレッシュ且つリフレッシュなのだろうが、この葉巻はフレッシュではないリフレッシュなのである。
初のオープンシリーズ。火を点けずに吸っているとヨモギや桜葉の香味が広がる。吸い込みは良好、少し軽すぎるかもしれない。ミディアムで辛い。序盤から唐突に意外な芳香がする。干して乾燥したタオルのような、洗剤名は不明だがクリーニング屋にも似たドライな芳香で、太陽ではない。少しするとその靄が晴れて他人の風呂上がりのような強い香りになる、シャンプー名は不明。あるいはバスクリン、しっかりと思い出せないが、何かの花だと思う。煙の向こうは湯気だった。
旨味は甘味が微かに漂う程度で舌に残るものはない。辛さは消えて、軽やかな芳香になっている。弱めのミディアムというか強めのライト。調子に乗ってダビドフと同じように副流煙を吸い寄せ過ぎると鼻が少し痛くなる。
バンドはなるべく取り外してから吸うようにしているのだが、二重のバンドを観ていたくてそのまま着火したせいで、さてバンドを取りはずそうかと思ったら緑色の方のバンドがラッパーに貼り付いていた。葉巻の作りは非の打ち所がない。美味しい葉巻を吸うとつまらない記憶を喚起しないで済む。(今日音楽学者の話を聞いていて、つまらない音楽についてキレイゴトを書いてしまうというよくある話について、つまらないのを否定するのが嫌だったら自分のつまらない記憶でも書けば良いじゃないかと思っていたところだった。)
他のモンテクリストに求めうる香味はほぼなかった。あるにはあるが、土とか木とか革とかがだいぶ遠景に退いている。
4 3/4 x 50|Cigars of Cuba|≒$11|0|+1|
やはり風呂場の香料のような香り。吸い込みがスカスカで煙量が無駄に豊富。軽いはずだが、煙の多さでかミディアム近くなっている。2センチぐらい進むと甘味が出てきた。久しぶりに葉巻から甘味が出た。葉巻から甘味が出るとどうしてこうも美味しく感じてしまうのだろう。その甘味も薄らとしているが、煙の量に乗って充満している。
最後の最後に無くなるまでは少しピリピリ辛い。ピリ辛が苦手な人はラストが美味しく感じるかもしれない。確実にモンテクリストでもあるのだが、兎に角薄い。薄さと風呂場がマッチしているのかもしれないが、他のモンテクリストの方が遥かに美味しいと誰もが言いそう。最後まで雑味も出ないし、これはこれで完成度が高いと思うので、案外懐かしくなって五年後に1本買ってしまう。今1本だけ買って五年後に吸うのもいいかもしれない。美味しい葉巻ほどのものではないが、不味い葉巻よりは遥かに美味しいのである。オープンシリーズはどれも似て非なる味がするが、使い勝手が良いとしたら、どれも不味い葉巻の後の口直しなのである。緊張感のあるフルボディ葉巻の後にも良い。フレッシュではなくリフレッシュなのだろう、そうだろう。そもそも葉巻がフレッシュであるはずがない。葉巻に口があったら、せめて髭を剃ってから吸ってほしそう。
そもそもフレッシュというのはすべてリフレッシュなのであり、葉巻がフレッシュだったらどの葉巻もフレッシュだということになってしまう。哲学的にはその通りでどの葉巻もフレッシュ且つリフレッシュなのだろうが、この葉巻はフレッシュではないリフレッシュなのである。
銘
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